美容師ってカットの仕方(切り方)はみんな同じなのか?

お客さんから見る美容師さんのカットのやり方はみんな同じだと思っていませんか?実は美容師さんによって同じヘアスタイルをカットしても、切り方やカットの仕方の違いによって仕上がった時のヘアスタイルが少し変わってくるのです。それはなぜでしょう?現役美容師が教えちゃいます!

美容院に行って、担当美容師が忙しく手の空いていないため、手の空いている他の美容師さんにカットしてもらうとします。

この時、あなたは今回担当してくれる美容師さんに『前回と同じようにカットしてください!』とオーダーしたのに前回と同じ仕上がりにはならないのが普通なのだ!

その原因はなぜ?・・・

結論から言わせてもらえば、前回の美容師さんと『手(技術)と感性』『カットの仕方や切り方』が違うので全く同じような仕上がりにはならないと思います。

◎『手(技術)と感性』『カットの仕方や切り方』が違うため同じヘアスタイルを切ってもらっても、全く同じ仕上がりにはならない。

◎担当する美容師の技術力の差によっても仕上がったヘアスタイルに違いが出ます。

なぜ美容師によってカットの仕上がりに違いがでるのでしょう?

美容師は感性(センス)と技術(テクニック)のお仕事です。

美容師はまず、基本のカットの技術をマスターします。

<基本のカット>

●ワンレングス カット

表面の髪の毛が一番長くなるように(頭皮に対して0度に引き出し)同じ位置でカットし、内側の髪ほど短くします。そうすることによって髪を自然に下ろしたときにすべての毛先が同じ長さに仕上がるのです。

特徴:段が入っていないため重めのスタイルになります。

イメージ=女らしい、大人っぽい、清楚

●グラデーション カット

グラデーションとは、英語で「段階、濃淡、ぼかし」といった意味の言葉です。グラデーションカットとは、上下の幅の狭い、密で細かい段差をつけたカット方法のことです。

毛束を指でまっすぐ平行(もしくは頭皮に対して角度は10度、30度、45度、90度に引きだし)に持ち上げてカットすることで頭の上部の毛が長く下部にいくに従って毛が短くなります。髪を下ろした時に毛先の方に段差が付きます。

イメージ=ポップでキュート、可愛らしい、丸い感じ

●レイヤー カット

レイヤーカットは髪を引き出してカットするときに、引き出した状態で上が短く下が長くなるようにはさみを入れるカットの技法です。

髪を引き出した状態でレイヤーカットのはさみの入れ方をすると、髪を自然に下ろした状態にしたときに見た目上、さらに上の髪が短く下の髪が長いようになります。

そうすることによっていわゆる段ができるのです。レイヤーカットでできる段は特に大きな段になります。段つまり層をつくるということからレイヤーカットと呼ばれています。

イメージ=動きがあり軽い感じ、大人っぽい、キャリアウーマン、フェミニン

★おおまかにこの3つが基本のカット(ベース)になります。

この3つの”組み合わせ”によってほとんどの”ヘアスタイル”は作られます。

美容師は基本のカットを習得したその後は3年から5年くらいかかって自分の感性とオリジナルの技術を磨き、初めて1人前のスタイリストになれるのです。

ここまでになるとカットやパーマ、ヘアカラーも自分の思うヘアスタイルを自由自在に作ることが出来ます。

前ふりが長くなりましたがそろそろ本題に参りましょうか!

美容師さんのカットの仕方・切り方は(切っていく順番やスライスの取り方、スライスの角度)は千差万別でそれぞれ人によって違うと思います。

<カット仕方>

●縦切りカット

スライスを縦に取ってカットする技法。

●バイアス切りカット

スライスを斜めに取ってカットする技法。

●横切りカット

スライスを横に取ってカットする技法。

◆スライスとは美容師さんがコーム(櫛)で髪をすくい取る毛束のこと。

上の3パターンのカット技法を用いて+自分の感性も入れつつヘアスタイルを作っていく!

『それがその美容師さんの感性や個性になるのです』

だから、切る人によって微妙にヘアスタイル(シルエット)が変わるのですね。

よって結論、『美容師ってカットの仕方(切り方)はみんな同じではない!!』ということです。

以外だと思われますが華道茶道のようにカット技法にも”流派”みたいなものがあり、

ヴィダル・サスーンのカット技術(ブラントカット)を日本に広めた美容業界では超有名な川島文夫先生や萩原宗先生のカット技法がベースになっているのではないでしょうか?

ちなみ私は若いころ(かなり前の話です(笑))萩原宗先生のスクールでカットを学ばせて頂きました。すばらしいカットを学ばせて頂き今でも感謝しております。

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