『白髪にパーマをかけたら黄ばんでしまった』『白髪が黄色くなった』という方!。一体その原因をなぜだか知りたいですよね?パーマで白髪が黄ばむ原因と黄ばみを抑える方法を教えちゃいます!
インターネットのお悩み相談によくこのような質問が書き込みされているのを見かけます。
『パーマをかけたら髪が黄色く黄ばんでしまった!!なんとか直す方法はありませんか?』
という悲鳴の声です。
ん?・・・・・パーマで黄色く黄ばむ?・・・・
私は、美容師を長く続けていますがパーマをかけて白髪が黄色くなったというような経験は、ほとんどありません。
考えられる原因を私なりに説明したいと思います。
白髪をパーマかけたら黄色くなった原因とは?
恐らく、原因はもともとのその方のメラニン色素が関係していると思います。
白髪の色は、人それぞれ違います。
もともと黄色がかっている方やシルバー(銀髪)の方もいらっしゃいます。
『白髪が黄色くなる理由は残ったメラニン色素が関わっている可能性がある!!』
髪に色が付くのは、髪が成長する過程で毛母細胞がメラニン色素を取り込むことにより髪に色を付けてくれているからであり、そのメラニン色素が付いていない状態が白髪です。
色を付けてくれるメラニン色素は2種類あり、
黒色色素のユーメラニンと黄色色素のフェオメラニンの2種類で、日本人の色素の割合はユーメラニン:フェオメラニン=20:1の割合と言われています。
そのため日本人のほとんどは、黒<濃い赤褐色(赤味のブラウン)>に近い色をしているのですが、加齢と共にメラノサイトの機能が弱ってくると、ユーメラニンがどんどん髪に含まれなくなるようになる中でフェオメラニンが残る場合があります。
そのため、『黄色みを帯びた白髪になってしまうのです。』
パーマをかけて白髪が黄色になった原因は?
◎たまたまパーマのウェーブの出具合や光の反射で黄色く見える。
◎パーマをかけ過ぎによるダメージで髪の中にあるアミノ酸がパーマ液や紫外線で分解されて、黄色の色素を作ってしまったため。
◎パーマ液がアルカリ性で紫外線やドライヤーなどにより熱が加わり、残っていたアルカリ剤が反応してしまったため。
どうしても、黄色くなった白髪をなんとかしたい!って方におすすめの方法を教えちゃいます。
黄色くなった白髪をキレイなシルバー(銀髪)にする方法
パーマをかけて白髪が黄色くなった、もともと白髪が黄色で綺麗な白髪(銀髪、シルバー)にしたいという方におすすめの方法です。
美容院に行き、ヘアマニキュアの紫(バイオレット)とクリア(透明、白)を混ぜて調合してもらい、薄い紫(バイオレット)をしてもらいましょう!
色の補色の関係を利用します。
上の図のように赤味を消したいなら緑(グリーン)系の色を混ぜるとグレイ(灰色)になり、
黄色味を消したいなら、紫(バイオレット)系の色味を足せばグレイ(灰色)になります。
しかし、ヘアマニキュアの紫で染めてしまうとダイレクトに紫色に白髪が染まってしまうので、ヘアマニキュアの白(クリア、透明)でかなり薄めてした方が綺麗な白髪(銀髪、シルバー)になるかと思います。
もっと詳しく補色について知りたい方は以下の記事を参考にして下さい!
参考記事
また、おしゃれ染めのアッシュ(紫が強めの)9レベル(トーン)で染めれば黄色くなった白髪は、グレイ(灰色)もしくは銀髪(シルバー)になります。
だたし、おしゃれ染め染める場合はデメリットがあります。
◎黒髪も9レベルのアッシュ(グレイ)に染まってしまう。
◎毛染めなので、髪に多少のダメージがある。
◎アッシュ(紫)色味は、2,3週間で色抜けしてしまいます。
以上を、踏まえた上でどちらかするか選んでもらえられば良いかと思います。
髪への損傷(ダメージ)や色もちなどを考えるとヘアマニキュアの薄い紫で染める方が無難でしょう!
ヘアマニキュアとヘアカラーの違いについてや色もちについては以下の記事を参考にして欲しい!
参考記事
ヘアカラーとヘアマニキュアは何が違うの?色落ちの違いは?どちらがおススメか!?
その他の関連記事
白髪を減らす!(なくしたい!),白髪になるのを少しでも遅らせる2つ方法!
まとめ
パーマをかけたら白髪が黄色くなる原因は、
たまたまパーマのウェーブの出具合や光の反射で黄色く見える。
もしくは、パーマをかかり過ぎによるダメージでそのように見えるということだと思われます。
白髪の色は、人それぞれ。
白髪が黄色い感じの人と白髪(銀髪、シルバー)の二通りに分かれる。
黄色っぽくなった白髪を直したいのであれば、
◎ヘアマニキュアの薄紫で染める。
◎ヘアカラーのアッシュ(紫系が強い)系で染めると良い!