美容院で働いてくれているスタッフを解雇する時ってどんな時なのでしょうか。
うちのサロンで僕が実際スタッフを解雇した実例をもとにお話していこうかと思います。
美容院から解雇されるスタッフとは?こんな人!
お店から解雇される理由っていろいろあります。
- お店にに重大な損失を与えた場合
- 無断欠勤や遅刻が多い
- やる気がない。
- スタッフ同士でのもめ事などなど・・・
- お店の方針に従わない
今まで、18年間、美容院を経営してきて”ありえないスタッフ”が二人ほどいました。(笑
そのうちの一人のスタッフの話。
年齢は大卒36歳男。美容師の経験はなぜか3年。一応、美容師免許所持。
出来る仕事といえばシャンプー、ワイディング(ロッド巻き)
面接の段階で36歳にもなって3年も美容師経験あるのになんで見習いの仕事しか出来ないのか疑問でした。
理由を聞くと、どうやらサーフィンとやらにハマってたらしく、美容師の仕事を1度辞め海外でのんきにサーフィンしてたらしいのです。
私は面接をしながら心の中で”あ~こいつは駄目だなっ!”って思っていましたが
本人が”どうしてももう1度、1からこちらのお店で美容師としてやり直したい”と懇願されたので悩みましたね。
通常ならもちろんこの段階で不採用でしたが、年末を控えていて早急に人手が欲しかったのでつい、採用してしまいました。
ところがこれが大きな間違いでしたね。
『ガーン』です。
次の日からサロンワークでお客さまのシャンプーやワイディングしてもらいましたが、ワイディングは全然ダメ!話になってません(泣)
自分で”やっちまたぁ~”って思いましたね。後の祭りですが・・・
おまけに躁鬱の気あり・・・
テンション高い時はめちゃくちゃ話すのですが低い時はめちゃくちゃ暗い。
こちらも、どう接したらいいやらで大変でしたね。
なんとか2カ月ガマンしましたがこっちの方まで精神が病みそうになってきそうだったので
『心の中で”辞めてくれないかなあ~』って思っていましたが『辞めてもらう理由がありません…。』
現時点でとくに問題を起こした訳でもないからです・・・
ところが3カ月経ったころ、
その時私はお客さまを施術していたのですがいつものようにこのスタッフに
『私のお昼も一緒に買って』と来てお願いしたところ。
なんと~~!?
『自分で買いに行って下さい』と言いやがった!!
私は
『はぁ~なんだこいつっ~』って思いましたね。
ぶち切れしましたわ(笑)
これは”パワハラでも何でもありませんよ”
この業界では下のスタッフがスタイリストやオーナーのお昼を買いにいくのは当然で暗黙の了解なんですよ。
私は冷静にそのスタッフに一言
『もう、君帰ってもらっていいよ!』言いました。そのまま解雇です。
補足:辞めてもらう理由は本人に説明したうえの解雇ですので。
36歳にもなって常識の無さにびっくりさせられました。
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