悩み
・パーマをかけた直後にヘアマニキュアをするとパーマがとれてしまったり、落ちてしまったりしないか不安…。
・パーマとヘアマニキュアを一緒(同時)にする場合はどちらを先にする方が良いの…。?
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
1:パーマをかけた後すぐにヘアマニキュアをするとパーマはとれるのか?
2:パーマとヘアマニキュアを同じ日に同時にする場合はどちらを先にすれば良いのか?
3:『パーマ』と『ヘアマニキュア』を同時にする上でのメリットとデメリット。
この記事を書いている僕は、美容師歴30年。
長年の経験や知識を活かし皆さんにお役立ち情報を発信しています。
なので、安心して最後まで読み進めてね♪
パーマ直後にヘアマニキュアをするとパーマはとれる?
結論:基本的には『パーマ後にヘアマニキュアをしても落ちない・とれない』です。
なぜなら、パーマとヘアマニキュアでは薬液の働きに違いがあります。
パーマは『アルカリ性』に対してヘアマニキュアは『酸性』。
パーマは、髪の内部のコルテックスに作用することでウェーブやカールがかかりますが、マニキュアの作用する部分はキューティクル三層の内側であるエンドキューティクルに付着しますので内部のコルテックスまでは届きません。
なので、パーマをかけた後にヘアマニキュアをしてもパーマが取れてしまったり、落ちると言うことはないということになります。
パーマがかかる仕組みについて詳しく知りたい方はこちらの記事へ
参考記事
パーマとヘアマニキュアを同時にする場合どちらが先が良い?
結論:『先にパーマをかけてからヘアマニキュアをするが正解です!』
理由は、パーマが後だとせっかく染めたヘアマニキュアの色が落ちてしまうからです。
ただし、パーマ直後にヘアマニキュアをする場合、若干ですがパーマがゆるくなることもあります。
これは、ヘアマニキュアが髪の表面をコーティングするため髪が重くなったり、パーマをかけて直ぐにヘアマニキュアの施術後のシャンプーによりパーマがダレてしまうことが原因だからです。
パーマは、48時間ほどかけて空気中の酸素による酸化・還元によってゆっくり定着すると言われています。
ヘアマニキュアをすることによってパーマ酸化と還元がうまくいかずとれる・落ちてしまうのです。
『少しくらいゆるくなってもいいや!』って方は両方を同時にしても良いかもしれませんが、『パーマがしっかりかかってる方が良い、ゆるくなってしまうのは嫌だ!』という方はパーマをかけてから約1週間前後でヘアマニキュアをした方が良いかと思います。
『パーマ』と『ヘアマニキュア』を同時にする上でのメリットとデメリット。
パーマもヘアマニキュアも同時にする場合はどちらを先にしてもメリットとデメリットがあります。
それでは、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう♪
パーマを先にする上でのメリットとデメリット
まずは、パーマをかけてからヘアマニキュアをした場合のメリット・デメリットを解説します。
【メリット】
・ヘアマニキュアの色がダイレクトに入る。
・ヘアマニキュアの効果で艶が張り・コシが出る。
・手触りが良くなる。
【デメリット】
・若干パーマがとれる・落ちる場合がある。
パーマをかけてからヘアマニキュアをすることによって色がダイレクトにはいりやすいです。
また、ヘアマニキュアのコーティング効果により艶感・張り・コシがでます。
手触りが良くなることで櫛通りもよくなるというメリットがあります。
ヘアマニキュアを先にする上でのメリット・デメリット
ヘアマニキュアを先にする上でのメリットとデメリットを解説します。
【メリット】
・ほぼない
【デメリット】
・パーマの1剤のアルカリ成分により色落ちする。
・コーティング効果がなくなる。
・パーマがかかりにくい。
ヘアマニキュアを先にすることでのメリットはほとんどありません。
色が落ちたり、手触りが悪くなる、髪がコーティングされることによってパーマがかかりにくいなど。
なので、パーマとヘアマニキュアを同時にするならパーマが先が良いでしょう♪
まとめ
パーマ直後にヘアマニキュアをするとパーマが落ちやすい・ダレやすい。
『パーマとヘアマニキュアを同時に一緒する場合、ヘアマニキュアの効果を最大限にいかすならパーマが先でヘアマニキュアがあとです。』
できれば、パーマ直後のヘアマニキュアは避けてパーマをかけてから1週間程度、間隔をあけヘアマニキュアをしましょう。
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