薄毛や脱毛は老若男女、あらゆる階層で起こりえます。なかでも特に悩んでいる人が多いのが男性型脱毛症(AGA)ではないでしょうか?
うちのお客さまにも薄毛で悩んでる方は男女問わずいらっしゃいます。
そもそもAGAとは何なのか? 自分なりに調べてわかったことをまとめています。
<AGA(男性型脱毛症)の生理的なメカニズムについて>
AGAとは男性特有の脱毛症のことをいいます。若年から壮年まで薄毛、脱毛に悩む男性の80%が該当すると言われてます。
AGAの一定期間のおける罹患患者の、対応する人口に対しての割合は20代で10%、30代で20%、40代で40%、50代以降で40数%と加齢ともに発生率が高くなる傾向にあります。
AGAそのものは、高血圧や糖尿病のように髪の毛以外の肉体を直接蝕むようなことはありませんが肉体よりも精神に悪い影響を及ぼすようです。
精神面へのさまざまダメージを考慮するとAGAの治療は優先順位が高いはずなのですが、心臓病や癌などのように人間の生死に関わる病気の方が研究が進む傾向にあるようです。
なぜなら研究開発費が優先的にそちらに回されるからです。
そういった環境のなかでAGAの治療薬の研究がなかなか進まない中で、1990年代に入って相次いで治療薬に使える有効成分が次々と開発されました。
<AGA(男性型脱毛症)の治療薬>
フィナステリドとミノキシジルです。
フィナステリドは商品名『プロぺシア』、ミノキシジルの商品名は『リアップ』としてもはや知らない人はいないぐらい有名ですよね(笑)
フィナステリドはもともと前立腺肥大の治療薬、ミノキシジルは高血圧の治療薬としてそれぞれ開発されていたプロセスで偶然にも抜け毛を抑制する効果が発見されたという経緯ああります。
このフィナステリドやミノキシジルも日本の厚生労働省は保険適応から外されています。
ですからAGA治療は保険適応外になり治療費は自己負担になるわけです。
自分の髪が薄毛であったりハゲてることで精神的に自信を無くしたり、鬱になったりする場合もあると思います。
私も美容師の身、今はとりあえずハゲてませんがもし自分が薄毛だったらと考えると仕事に自信が持てるか自信はありませんね。
早く厚生労働省に保険適応にしてもらえることを願うばかりです。
『病はケから』小林一広 メンズヘルスクリニック 院長
の著書を参考にさせて頂きました。