白髪はパーマがかかりにくい?とれやすいのは本当?

白髪頭の後ろ姿

白髪の多い方にパーマをかけてもすぐに落ちてしまったり、とれてしまうことが多い。なぜ、白髪にパーマをかけてもかかりにくかったり、とれやすいのか?かかりにくい理由ととれやすい原因を説明します。あと、白髪の方でもしっかりパーマがかかる対処法を教えちゃいます。

 

実は白髪で多い人って大概は髪が太くて硬い人が多いんですよね!

 

髪全体のうち、白髪の比率が高ければ高いほどパーマをかけたとしても、どうしても”パーマがかかりにくかったりパーマがかかってもとれやすい!(落ちやすい)”!?のは本当です。

 

実際に、サロンワークでも白髪の多い方をパーマをかけていますが、髪に硬くハリあるため、がパーマロッドを巻くときも、巻いてもすぐ外れたりと結構大変だったりしますね。

 

しかも、パーマの薬剤の選定を誤るとまったくかかりません。

だから、白髪が多い方の場合は、ほとんどはチオ系のお薬を使用することが多くなります。

 

では、なぜ白髪の髪に『パーマをかけてもかかりにくくて、かかってもとれやすいのだろうか・・・?』

 

その原因について、現役の美容師が話したいと思う。

 

白髪の髪がパーマがかかりにくい原因

 

白髪頭の後ろ姿

 

パーマをかける場合、1剤でS-S結合(システィン結合)を切りますが、この時に薬剤の浸透が悪いとパーマがかかりにくかったり、取れやすかったりします。

 

パーマ液が浸透しにくい髪質として髪や剛毛の人』はキューティクルの層が分厚くなっているのでパーマ液が浸透しにくくなってます。

 

逆に細い髪の人』も、キューティクルが固く閉じているのでこれはこれでパーマ液が浸透しないのでパーマがかかりにくい髪質になります。(しっかりとウェーブやカールが出ないうえにパーマはかかるがダレる感じ)

 

 

 

 

白髪の『パーマがかかりにくい、かからない原因』として、白髪になると髪が固くなり撥水毛になることが原因と考えられます。

 

撥水毛になるとパーマの1剤を弾いてしまうため浸透しにくくなり、S-S結合をなかなか切れないということになるからです。

 

そのほかの原因としては、普段ホームケアで使用しているシリコン入りのシャンプーが髪の表面に膜を作りパーマの1剤の浸透を妨げることがあります。

 

解決策として、ノンシリコンシャンプーを使ってみることでパーマがかかりやすくなることがありますので1度試してみることをおすすめします。

 

白髪が多く硬い方でもしっかりパーマをかける方法ってあるの!

1:まず、パーマの浸透をよくするために、先に髪をしっかり水もしくは、ミルボンのライブウォーターなどで湿らせてから少し強めのチオ系の薬剤で髪全体に塗布しラップをして、5分~10分ほど加温器などで加温します。

(当店でよく使用するチオ系の薬剤 ミルボンのプレジュームTG もしくはT/C)

 

前処理として、この作業をすることで、早く髪を軟化させS-S結合を切りやすくします。後でつける1剤の作用を効率化できます。

 

2:その後、軟化具合をチェックして、1度プレーン(チオ系の薬剤をきれいに流す)します。

 

チオ系の薬剤で、ある程度軟化させてれば、チオ系の薬剤はもう必要ないので綺麗に落とすことが重要になります。

 

注意:かなりかかりにくい人の場合は、チオ系の薬剤をつけてラップをして5分~10分置いてからもう一度髪を水もしくは、ライブウォーターで湿らせ流さずにそのままトリートメント系の薬剤を塗布してワイディングをします。

 

3:トリートメント系のパーマ剤1剤を再塗布してワイディング(ロッドを巻く)します。

(当店でよく使用しているのはミルボンのライブノーブル97)

 

ここでトリートメント系の薬剤を使用する理由として、白髪が多い方にチオ系のみでパーマをかけるとどうしても髪がパサつきやすくダメージ毛になりやすいからです。

 

トリートメント系の薬剤を使用してかければ、仕上がりもパサつきもなくツルツル、つやつやになります。

 

4:ワイディングが終わった時点でロッドアウトしてみて軟化具合(テストカール)を再チェック。

 

前処理で、S-S結合は既に切れているので、パーマがかかり状態になっています。念のため、ロッドを巻き終わったらテストカールをします。

 

5:かかり具合によって自然放置または加温します。

 

1剤テストでOk!ならばパーマの2剤をつけて10分+10分自然放置

◎通常は10分+5分ですがしっかり還元させるために少し長めに放置。

 

6:あとは、ロッドアウトしてお流ししたら終了です!!

 

ここで、気をつけたいのが、

いくら白髪が固くて撥水毛で傷みにくいといっても、パーマの1剤を長く置くことで損傷に繋がる危険性があります。

従って、如何に効率よく短時間でパーマをかけることが重要になってくると思いますね!!

 

かけたパーマができるだけ落ちないよう(とれないように)にするためには?

せっかく、かけたパーマをできるだけ取れないようにもちをよくするためには?

パーマとは、酸化と還元という化学反応でかかります。

従って、かけたパーマをしっかり還元させることがとても重要になってきます。

 

パーマの1剤でS-S結合を切り(酸化)、2剤でしっかり再度、結合(還元)させることでパーマのもちを良くします。

 

ですから、パーマをかけてから48時間は、自宅でシャンプーを控えることをおすすめします!!

 

kirei-kami.com

この記事を書いた人:naru

美容師だからわかるパーマやカラーリング、その他の施術に関しての知識、髪についての情報を発信しております。

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