おしゃれ染めと白髪染めの料金がなぜ高い?違いは何?

カラフルな髪をした人形

美容院でおしゃれ染めと白髪染めの料金が違うのを知っていますか?ほとんどのお店ではおしゃれ染めの方が少し高めに料金設定されているかと思います。それはなぜだろう?

 

グレイシェード(白髪染め)とファッションカラー(おしゃれ染め)の料金がなぜ違うのかを知っている一般の方は少ないかと思います。

 

今回は、料金の違いの理由を説明したいと思います!

実は美容院のヘアカラーの原価は、白髪染めもおしゃれ染めもほとんど変わらない。

 

そのお店が扱っている商材のメーカーにもよるのですが、当店が取り扱っているミルボンの場合。

 

白髪染め

<ミルボン>オルディーブボーテなら1本80g 710円前後(税込み)

おしゃれ染め

<ミルボン>オルディーブは1本 80g 760円前後(税込み)

 

OXY6% 1000ml 1080円(税込み)

 

一人あたりショートヘアの白髪染めにかかる原価は、おおそ700円~800円の間くらいになります。

 

以上のように、白髪染めとおしゃれ染めの原価は対して変わらない。

 

なのに、ほとんどの美容院では白髪染めよりおしゃれ染めの方が1000円ほど料金が高い設定になっている理由は

 

『おしゃれ染めの方が白髪染めより、ひと手間かかるからです!!』

 

具体的に説明すると、

白髪染めの場合は、トップの根元から順に下に塗布していけば良いし、塗布量もそんなに気にしなくても良い。毛先がさほど褪色していなければ、根元と同じ薬剤で毛先までワンタッチで塗布出来るのとても楽です。おまけに塗布時間も早い。

 

ワンタッチとは根元から毛先まで一気に薬剤を塗布すること。

 

リタッチとは、根元だけ塗布すること。

 

スリータッチとは、中間、根元、毛先という順に塗布すること。(主におしゃれ染めの場合)

 

対して、おしゃれ染めの場合は、根元を塗布するときはバックの襟足部分から上に塗布していかなければならない。

 

これは、頭頂部にいくほど発色が早いため一番染まりにくいネープ部分(襟足)から塗布しなければならないから。

 

それと塗布量も気をつけなければ、塗布ムラがあると染めムラができてしまうから注意が必要になる。

 

新生毛が5cm以上伸びている場合は、『スリータッチ』で塗布しなければならない。

 

先に新生毛の根元部分2cmを残して中間部分からカラー剤を塗布して10分ほど放置。

 

この場合、伸びた新生毛を一気に塗布してしまうと根元部分だけが明るくなってしまう。

 

たまに、いらっしゃいませんか根元がピカピカ明るく光っている人?

 

それは、しっかり根元の発色と中間部分の発色具合を計算していないからです。

 

通常は、中間部分の発色を待ってから根元を塗布していかなければならない。

 

仕上がったときに、根元が中間より少し暗めでも良いくらいです。

(少し、グラデーションをつけるということです)

 

全体染めする場合は、先に中間を染め10分放置、中間が発色していたら根元を塗布して、その後、続けて毛先を塗布して放置時間10分~20分です。

 

毛先の褪色(色抜け)がひどい場合は、根元・中間部分の薬剤と毛先の薬剤の調合を変えなければならないんです。

 

根元から毛先まで綺麗にムラなく染めるには、白髪染めのように単品の薬剤だけでは綺麗に染まらないのです。

 

以上のことからも、おわかりいただけると思いますが、おしゃれ染めは薬剤の調合が難しく、白髪染より手間がかかるし時間がかかるんですよね。

 

だから白髪染めより、おしゃれ染めの方が料金が高い理由なのです!!

 

まとめ

おしゃれ染めが白髪染めより料金が高い理由は、おしゃれ染めの方が白髪染めよりも手間がかかるから。

双方の原価は、そんなに変わらない。手間の分だけ料金を高く設定している美容院が多い。

この記事を書いた人:naru

美容師だからわかるパーマやカラーリング、その他の施術に関しての知識、髪についての情報を発信しております。

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