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美容院でヘアカラーをしたらイメージ通りの色に染まるのはなぜ?

美容院でヘアカラーのおしゃれ染めや白髪染めをした時、イメージ思い通りの色に染まってますか?『ちゃんと染まってるでしょ?』『なぜ美容院で染めると綺麗に希望した色や明るさに染まるのか?』理由を教えます!

 

ホットペッパーのヘアカタログの写メを美容師さんに見せて『こんな色にして欲しい!』というお客さん結構多いです。

いかがですか?あなたが通っている美容院で希望通りのお色に染まっているでしょ?

美容師だからできるお客様が希望のする色にできる理由がちゃんとあるのです!!

 

なぜ、美容院でカラーリングすると希望したイメージどおりの色に染められるのか?

美容師はお客様が希望する色に仕上げるために、『髪の状態を見極めて』対応しているのです。

 

人それぞれ肌や瞳の色が違うように『髪の色も十人十色。』

 

もともとの髪のメラニン色素が薄い人もいれば濃い人もいます。

 

このメラニン色素の濃さで仕上がりの色も変わってしまいます。

 

たとえば、もともとの髪が黒くて堅い方の場合は、染め上がりが赤みがでやすい

 

髪が細くてもともと色素が薄く地毛が少し茶色っぽい方は黄みがでやすいのです。

 

もしかして?美容師はお客さまがリクエストした色をそのまま塗っている・・・・と思っていませんか?(笑)

 

違いますよ~!!

 

美容師はこの辺を見極めてお客さまの希望する色に発色するようにカラー剤を調合しているんです。

 

メラニン色素が濃い方がイエロー系を希望された場合、普通にイエロー系の薬剤単品で染めると仕上がった時に赤みがでます。オレンジ系になりやすいわけです。

 

なので希望のトーンより1トーン明るめのカラー剤に赤みを抑える補色(緑色)をカラー混ぜて調合するんです。

 

補色を入れることで希望に近い色が出せるわけなんですよね。

 

では、メラニン色素が薄い場合はどうかというと、希望の色を単品で染めてもきれいに発色しやすいかと思います。

 

もし、黄みを抑えたい場合は補色の紫系のカラー剤を少し調合すれば仕上がった時に黄みをおさえられます。

 

実は、ちゃんと計算しているのです(笑)

 

1度ブリーチした髪なら、もともとあったメラニン色素や残っている染料の状態を考えてお客様の髪の現状から希望のカラースタイルをつくることができるんです(かなり、難しい作業!)

 

具体的には『ブラウン、アンダー、トーン』という『3つのコントロール』をすることで、お客様の希望色を生み出します。

 

業界では『レベル』というものさしで髪の明るさを15段階で表現しています。

 

数字が大きいほど明るく、レベル2は黒に近い濃さ、レベル15で薄いペールイエローに!

 

このレベルの変化と、メラニン色素の変化は深い関係があります。

 

『トーン』は明るさ(明度)+ 鮮やかさ『彩度』表現される色のイメージのこと。

 

お客様の希望の色や明るさを提案するために、こういったものさしを理解して、ふさわしい選択をすることがとっても大切。

 

意外に簡単そうに見えるのに、実は熟練の技術が要求されるんですよね!

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