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パーマ液の種類ってどのくらいあるの?パーマのメニュー別料金と種類

パーマ液の種類ってどのくらいあるか知っていますか?パーマ液をつけたあと、温める機械を使ったり、使わなかったりいろんな種類があります。美容院のメニューにあるパーマの種類とおよその料金や所要時間についてお話したいと思います。

 

一言でパーマと言っても何種類もあるって知っていますか?

パーマの種類によって特徴も料金体系も全然変わってきます。

今回は、具体的にパーマの種類と特徴。気になる料金体系について詳しく説明していきたいと思います。

 

パーマ液にはいろんな種類があるの?

パーマ液には、そのまま室温で使うコールド式と、温度をかけて使ってもいい加温式というのがあるんです。

 

加温式の場合に、あのクルクル回って温める機械を使うんですね。

 

この薬剤は、温度かけることでかかり具合や時間を調整するタイプです。

 

そもそも、パーマ液は成分や用式によって、いくつかの種類があるんです。

 

1剤の場合は、薬剤に含まれている還元剤の種類が違います。

 

髪の間充物質をつないでいる、S-S結合を切る力の強さの差なのです。

 

また、この働きを促進するためにアルカリ剤も含んでいます。

 

健康で間充物質がいっぱいある髪はS-S結合も多く、これを切るために強いパワーが必要!逆の場合は弱いパワーで十分です。

 

2剤の場合は、『臭素酸系と過酸化水素系』という違いです。

 

デザインや髪の状態によって、これらの1剤、2剤をどう選び、温度をどうするかも美容師の判断。

 

チオ系パーマ→強い

◎特徴としてウェーブやリッチがしっかり出る。

 

このタイプのパーマ液を使用するのは、ヘアカラーをしていないメンズや、女性で髪が太く硬いパーマがかかりにくい方に使用する場合が多いですね。

 

システィン系パーマ→中間

◎柔らかいウェーブと手触りになります。

 

このタイプのパーマ液を使用するのは、髪が細く柔らかい方、ヘアカラーしている、髪の質感を重視される方に多く使用します。

 

サルファイト系パーマ→弱い

◎自然なウェーブが出せる、髪へのダメージも少ない。ただし、パーマのもちが悪いところが難点です。

 

ロングヘアの方に多く使用します。自然なくせ毛のようなウェーブを出せることから若い女性に人気があります。

 

パーマの種類について

パーマロッドの画像

 

パーマは大きく分けると「コールドパーマ」と「ホットパーマ」の2種類になります。

 

美容室で一般的にパーマと呼ばれるものは「コールドパーマ」です。

 

水パーマ、クリープパーマ、コスメパーマ(サルファイト)、ケラチンパーマもこちらに該当します。

いろんなヘアスタイルにも対応可能です。

 

その一方で「ホットパーマ」

 

縮毛矯正や、エアウェーブ、デジタルパーマが主流。

熱や風を加える分、髪への負担が増しますが、乾かした時に動きが出たり、乾かすだけでサラサラストレートになりスタイリングしやすいので初心者にはオススメです。

 

パーマでメインになるのは、普通のパーマ(コールドパーマ)、デジタルパーマ、エアウェーブ 、縮毛矯正でしょう。

 

美容院でメニュー化されている代表的なパーマ

髪がきれいな女性の後姿

 

縮毛矯正パーマ

180度のアイロンの熱で癖毛を強制的に真っすぐストレートにします。

仕上がりは、シャンプー後に乾かすだけでサラサラつやつやになります。

 

ただし、回数を重ねると熱変成によりダメージが出やすいのでアフターケアがとても重要になります。

 

熱変成ってなに?

よく熱で髪が痛むと言われます。原因は「熱変性」によるもので、濡れてる髪は58℃を超えた熱を加えることによって髪が硬くなります。

 

髪と同じタンパク質であるゆで卵をイメージしてもらえればわかり易いかと思います。

 

生卵をお湯の熱で温めるとゆで卵になります。生卵は髪と同じたんぱく質からできています。

 

タンパク質は熱を加えることで硬くなっていく性質があるので、髪の毛でも同じことが起き、熱で加熱すると髪が硬くなります。もちろん戻ることはありません。

 

縮毛矯正用のトリートメントを使えば、髪が柔らかくなりますよ。

 

デジタルパーマ

デジタルパーマの薬剤はクリームタイプです。縮毛矯正と同じ薬剤を使っています。

電熱専用ロッドとクリームタイプの1剤で縮毛矯正とは逆の強制的にウェーブやカールをつけることができるパーマです。

 

薬が髪全体に満遍なく浸透しやすくいため、熱を加え熱変性が起こることにより髪へのダメージがあるのが難点。

縮毛矯正をした後に通常のパーマはかけられない場合でも、デジタルパーマはかけられる。

 

エアウェーブ

エアウェーブ専用機械を使って行うホット系パーマになります。

同じホット系のパーマではあるが、デジタルパーマと比べるとダメージが弱くてとれるのも早いのが難点。

 

パーマの質感としては、ふわっとした柔らかい感じを表現できます。

 

低温なのでデジタルパーマで起こる熱変性を起こさないのも特徴です。

 

コスメパーマ

化粧品に分類される薬剤(コスメ)を使用してパーマをかけるパーマのことをコスメパーマ と呼びます。(医療部外品の分類)

 

比較的ダメージが少なくナチュラルな仕上がりになります。

 

医療部外品とは、厚生労働省で定められた成分を決められた量配合し、効果を認められたものを言います。

 

基本的にコスメパーマは早くとれてしまうがダメージが抑えられるのが特徴。

 

水パーマ

水パーマとはスチームの力を借りて行うダメージが少ないとされるパーマ。

 

詐術時間が短く、髪には非常に優しい分かかりにくいのが難点。

 

クリープパーマ

クリープという現象を使うことによって乾燥させずに程よい水分の中で薬をゆっくり作用させるので、パーマがかかりにくい髪質でも、髪の抵抗を抑えてかけることができます。

 

パーマテクニックのひとつで普通のパーマとほぼ工程は同じです。

 

ピンパーマ

ピンパーマは、ほとんどがメンズのショートで使われることが多い。

代表的なスタイルは、ソフトドレッドパーマ、ツイストパーマ、ツイストスパイラルパーマなど。

 

ピンパーマとはロットを使わずにペーパーを巻いてカールを作り、ピンで留めるので、美容師の思った通りの動きを再現できます。

 

手入れも簡単で扱いやすいが、髪が傷みやすいのところが難点。

 

メニュー別、パーマの平均料金と所要時間について

お金

 

パーマは基本的にカットとセットになります。

 

時間や費用はパーマの種類によっても異なります。

 

ベーシックパーマ    料金は平均8640円が相場。時間は2時間前後ほど。(長さやスタイルによって違う)

 

デジタルパーマ     料金は1万円〜2万円が相場。時間は平均2.5時間〜3時間。

 

エアウェーブ      料金は15000円〜2万円が相場。時間は3時間〜3.5時間が目安です。

 

縮毛矯正        料金は12000~2万円が相場。  時間は3時間~4時間が目安です。

 

まとめ

パーマって一言でいってもいろんな種類があります。

上記で紹介したパーマの中から、自分に合った、パーマを選んでおしゃれを楽しんでほしいと思います。

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