パーマのウェーブやカールはなぜとれて(落ちて)いくのでしょうか?パーマがとれてしまう原因について説明したいと思います。
皆さん!
『パーマは、なぜ?とれ(落ち)ていくのか知っていますか?』
今回は、パーマをかけてからどのようにパーマがとれてく仕組みや原因について説明していきたいと思います。
パーマが伸びてしまう理由とは?
パーマのもちは使用するパーマの薬剤パーマの種類によって変わってきます。
パーマが髪の中にある間充物質(タンパク質)に作用して、結合に変化を起こす・・・・パーマは髪の内部に作用するというのは、前に説明しましたのでおわかりいただけていると思います。
これでウェーブを出すことはできるのですが、盲点はキューティクル。どれだけ中が変わっても、キューティクルも曲線を描いて変化するわけではないんです。
では、髪がカールしている部分のキューティクルの状態、どうなっているのでしょう?
キューティクルがうろこみたいに重なっているのはご存知ですよね?パーマで髪にウェーブをつけると、これに沿ってカールの外側は浮き上がり、内側は圧迫され、押しつぶされたような状態になっているんです。
でも髪は伸びていきます。この成長に合わせて、キューティクルもまっすぐになろうとがんばります。
特にシャンプーで髪が濡れると水素結合が切れて、内側の間充物質の力により、外側のキューティクルのほうが勝ってしまいます。
これを毎日繰り返すので、だんだんとパーマが伸びていってしまうんですね!
”へ~っ!なるほど~!”てなってもらえましたか?(笑)
通常のアルカリ性の薬剤でかけたパーマは約1ヶ月半で伸びます。
サルファイトパーマやクリープパーマ、エアウェーブなどは1ヶ月程度でパーマは伸びていきます。
デジタルパーマは原理が縮毛矯正と同じなので6ヶ月から1年とパーマのもちは長いですね。