一言でヘアカラーと言ってもいろんな種類があります。ヘアカラーの種類とそれぞれの特徴について現役美容師が説明したいと思う。
ヘアカラーの種類ってどれだけあるの?
ヘアカラーの種類は、大きく分けると「一時染毛剤」「半永久染毛剤」「永久染毛剤」の3つ。
名前でなんとなくイメージが伝わるかな?
「一時染毛剤」はカラースプレーなど、シャンプーで落とせるもの。
「半永久染毛剤」は髪の表面を染める薬剤でヘアマニキュアがそうです。
「永久染毛剤」は白髪染めやおしゃれ染めなど、髪の芯まで染める薬剤。
それぞれの違い、お分かりいただけましたか?
さらに詳しく見てみると、『ヘアカラー(永久染毛剤)は、ブリーチで髪を明るくして色を変えることができるか、できないか』で、大きく2パターンに分けることができるんです。
ひとつは「アルカリカラー」といって、ブリーチ力があり髪を明るくしながら染まります。ただし、アルカリ性なのでダメージする可能性があります。
白髪染めやおしゃれ染め
もうひとつは「弱酸性ヘアカラー」。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアはブリーチ力は無いので、髪を明るくはできないのですが、弱酸性のため、ダメージはほとんどありません。
髪は弱酸性(pH4,5から5,5)で安定するので、髪のダメージを気にされる方は、メンテナンスカラーとしても活用できます。
弱酸性タイプのヘアカラーは美容室だけのアイテムなんです!