主に若い世代がよく髪につけている通称”エクステ”。短い髪を長く見せたりすることが出来る!このヘアーエクステションっていったい誰(どこの国の人)の毛なんだろう・・・って思ったことありませんか?
最近は、あまり見かけなくなりましたが一時スゴイブームになったヘアーエクステンション(通称 エクステ)
髪が短い人が長く見せたいときにとても便利なものですが、シャンプーの時に結構エクステの髪が絡まって大変って話はよく聞いてましたね(笑)
『ところで、自分自身の髪に付けているものだから、誰の髪から作っているのか気になりませんか?』
『だって、自分の髪に付けるんだから気持ち悪いでしょ?』
そこで、このヘアーエクステがどこの国の人の毛で作られているのかをお話しますね!
エクステって誰の毛?
直訳するとextensionとは・・・延長 - 外延 - 伸張 - 拡張 - 拡大って意味なんです。
要するに髪を長く見せるために使用する毛の束のことです。
使用方法は
髪の根元付近に『三つ編み』や『エクステ専用チップ』などで取り付けます。
僕ら美容師は毎日いろんな髪を切ったり触ったりしているので普段から見慣れているけど、一般の方はまったく知らない人の髪を自分の髪に取り付けて
怖いイメージは無いんだろうか・・・?
はっきり言って僕は怖いです(笑)
だって昔から髪に魂が宿るって言うしね(笑)
現在、日本に入ってきている人毛エクステの大半が、日本人の髪質と同じアジア圏内の人の毛なんです。それも主に中国人・インド人の毛です。
中国は地域によって貧富の差が激しく、髪を売って生活費の足しにする方がいます。
インドは宗教上の理由で髪を伸ばし続けている人が、何かの儀式の際に剃毛した髪を寺院に奉納したりしますがエクステの会社と契約をして、ある程度の長さになるまで伸ばしてもらいそれが売られて日本に入ってきます。
西洋人の毛は、ハリ・コシがなく毛が柔らかいので、日本人がエクステとして使用するには不向きみたいです。
ちなみに人毛100%じゃないエクステもあります。カラーバリエーションも豊富ですが現在の美容院や専門店で扱われているエクステは、ほとんどが人毛100%、または人毛と人工毛(耐熱ファイバー)のMIXのいずれかになります。
「人毛エクステ」と一言に言っても、人から直接切った毛をそのままエクステとして使う訳ではありません。
日本、または世界中の美容室や専門店で施術されるエクステとなるには、各国のバイヤーが髪の毛をアジアを中心とする工場へ集め、いくつかの行程を経て製品化された上で使用されます。
[1]原毛の採取
[2]消毒・洗浄
[3]脱色・染毛
[4]コーティング
このような工程を経て、人毛エクステとして商品化され、各美容院や専門店へ届くんですね。
だから衛生面でも品質的にも安心です。
一時はよくギャルの方がヘアエクステンションを付けていましたが、ここ最近はエクステを付けている人が減ってるような気がするんですが・・・
気のせいならばごめんなさい(笑)
ヘアーエクステンションは普段とイメージを変えたいと思っている方やショートヘアの方が髪を長く見せたい時なんかはすごく便利だと思いますね!