ヘナカラーって髪には良いって言われているけど『体に悪いとか、危険だ!』なんてうわさがあるけど実際はどうなのかな?
ヘナについてのデメリット、注意点、危険性など詳しく知りたい…。
こんな悩みを解決します。
世間では『へナ』は、髪に良いと言われていますが、実は、へナの種類によっては危険性もあるということを知っておいた方が良いと思います。
ヘナカラーをしている人
『ヘアカラーは髪が傷むから私はへナカラーをしてるわ!!だって髪に艶がでるし傷まないから!!』
って方が非常に多いです。
でも、実は、髪には良いかも知れませんがあなたの身体には悪い影響を及ぼす危険性があるのです。
『へナ』とは、もともと植物から色素を抽出し粉状にした物です。衣料や布など染めるときに使用する”草木染め”のようなものと考えてもらえれば良いかと思います。
それを髪染め用に加工、改良を加えたものが『へナカラー』になるんですよね。
天然へナ100%は髪は染まらない!
◎『天然へナ100%で髪を染めてもほとんど色が入らない、染まらないのを皆さんは知っていましたか?』
衣料や布も草木染めで染める場合、色落ち防止や染まりやすいように添加物を入れています。
天然へナ100%で髪が染まるということは、色を定着させるために必要な添加物が必ず入っているはずです。
それでは、へナカラーの危険性についてもっと詳しく説明いきたいと思います!!
へナは本当に体に悪い?危険なの?
◎最初に言わせて頂きますが、法律で美容院(美容室)では『へナカラーの使用は、認められていません!!(厚生省に認められていない)
うちの、お客さまにも1部ですが『へナ』をされている方がいらっしゃいます。
実際に、見てみると艶も出ているし一応、染まってはいます。でも白髪がオレンジ色にですがね・・・・。
確かに手触りの方もツルツルして良い感じになっていました。
そんなヘナですが
先日、うちの担当の美容ディーラーの方に聞いた話。
美容ディーラーさん
『小声で”へナは天然100%は安全ですが染まりにくく、よく染まるへナには体に有害な毒物が添加物として含まれていますよ!!…。』
と言ってました。
ネットや、自然食品などを扱うお店で販売されている「ヘナ」(ケミカルへナや、ブラックへナなど)に、法律で医薬部外品位指定されているパラフェニレンレンジアミンという色素が配合されている事が分かったと言う事でした。
100%人体に安全なものならば、厚生省も認可しているし美容院でも普通にメニューに加えているはずですよね。それだけ危険性があるってことです。
国民生活センターに訴えてこられたヘナカラーの危険性による事例
「毛染めをするとかぶれるので、ヘナで染めたところ、ひどいかぶれになり、半年たっても治らない。」などの、苦情が入っていたようです。
国内で販売されるヘナ配合の商品は輸入や中小メーカーの商品といい、数百種類が国内の店舗やネットで販売されています。
メーカー45社が参加する日本ヘアカラー工業会は、「ヘナはそもそもオレンジ系の色に染まります。日本人の白髪染めにはほとんど効果がありません」と話しています。
薄いオレンジ色や濃い赤っぽい感じに染まるのですが、白髪が多い方は髪がオレンジになってしまうので、ヘアスタイルをデザインしていく上でぶっちゃけやりにくい部分もありますね。
匂いの方も、へナ独特の何とも言えない香りがします。
そんなへナが、最近は色んな業界でウソがバレ始めてきたという情報が・・・。
粗悪品を販売した数社が既に検挙されているようですが、私たちの様な美容業界で使用していたとすれば、販売していたディーラーや、美容室にも責任があるように思います。
知識があるのに金儲けのためにお客様にへナカラーをお店で施術するということは、完全に確信犯になりますからね!!
自然食品販売などのお店の方は素人ですから、本当に知らない方もあったかも知れませんが、どっちにしても販売者という立場なのですから、販売して安全な物なのかを確認する義務があると僕は思いますね。
ヘナカラーする上でのデメリットや注意点!
ヘナに含まれる危険成分は、『パラフェイ二レンジアミン』
上記に出てきた問題のパラフェニレンジアミンですが、酸化染料で、アレルギーを起こす物質として有名です。
一般に、「ジアミンアレルギー」と呼ばれるものです。
このパラフェニレンジアミンは、医薬部外品の認可を受けていない製品に混入する事は違法です。
配合量も、日本では2剤と混ぜ合わせた時に5%以下になるように法律で定められています。(それだけ人体に危険性があるってこと。)
同センターの調べでは、通常のヘアカラー剤で0.72%~2.63%だったのに対し、違法ヘナの製品には、2.0%~4.9%含まれていた事も分かったそうです。
認可を受けていない上に、通常のヘアカラー剤より濃い配合になっていました。
勿論、アレルギーを持っていらっしゃる方が使えば、通常のヘアカラー剤よりも、ひどい結果が出る事は想像できます。
人体に悪い成分が入った物を、2時間~3時間も髪や頭皮にさらすことは非常に危険です!!
僕は、長いこと美容師をしていますが、1度もお店のメニューにへナを導入しようと思ったことはありません。
なぜなら、法律で使用してはいけないものを使って万が一お客様に何かあった場合、保証、賠償できないからです。(保険が使えないということです)
へナカラーをしている髪は美容師泣かせ!
正直、へナカラーをしている方の髪は、扱いにくいというのは僕の率直な感想です。
ヘアスタイルを作っていく上で、デザイン的にパーマが必要なときもあります。
そんなとき、なかなかこちらの思うようにパーマがかかってくれないのが厄介なんですよね。
この辺が、『美容師泣かせ』と言われる理由です。
仮に、上手くパーマがかかってくれても髪がへナでコーティングされているため、カールやウェーブがすぐ取れてしまうなんてことは日常茶飯事です。
参考記事
体に悪いとか危険と言われているヘナカラーをするよりも、体や髪にも優しい『カラートリートメント』がおすすめ!
ヘナカラーの代用品としておすすめなのは、身体・髪・頭皮にも優しい『カラートリートメント』です。
誰でも簡単に自宅で綺麗に白髪を染めることができます。
僕が『カラートリートメント』をおすすめする6つの理由
おすすめのポイント
・白髪を簡単に短時間でよく染めることができること
・髪に艶・ハリ・コシがでる
・身体や髪にやさしいこと
・ヘナカラーよりコスパが良いこと
・アレルギー体質の方でも安心して使えること
・美容師さん嫌がられないこと
白髪を簡単に短時間でしっかり染めることができる
◎ヘナカラーは,放置時間が1時間、2時間かかりますがカラートリートメントは放置時間15分~20分程度です。
かなりの時間短縮になりますね。
しかも、やり方も簡単で自宅でトリートメント感覚で使用できて誰でも綺麗に白髪を染めることができます。
髪に艶・ハリ・コシがでる
◎カラートリートメントの多くは、無添加の植物性天然成分を使用されています。
ノンシリコンでトリートメント効果が高いため仕上がりも髪に艶がでてハリやコシもでます。
身体や髪にやさしい
◎ヘアカラーやヘナカラーというのは、私たちの身体(皮膚)に直接つけるものです。とくに、上記でもお伝えしたようにヘナカラーは人体に悪影響を起こす可能性のあるもの。(日本の厚生省もヘナカラーの安全性を認めていない)今は、何ともない!大丈夫!なんて思っていても、身体の中に徐々悪いものが溜まっていっているってことです。
ある日突然、コップの水があふれだした時にはじめて早くやめとけば良かったと後悔するのです。
ヘナカラーよりコスパが良いこと
◎カラートリートメントなら、1本約3000~4000円前後で5回~6回使用できます。
一回当たりの金額に換算すると約600円~700円くらいなので美容院のカラーと比べても10分の1のコストしかかからないのでコスパも良いです。
・アレルギー体質の方でも安心して使えること
◎天然の植物由来の原料をしているのでアレルギー体質の方でも安心して使用できます。
※ごく稀ですが、天然由来の成分ではなく、化学合成成分入っているカラートリートメントを使うと痒みやかぶれを起こすこともあります。
それと、これは余談になりますが『美容院で美容師から嫌な顔をされない』ことです。
なので、身体に直接触れるものは安全なものを使いましょう!
美容師さん嫌がられないこと
カラートリートメントは、ヘナカラーと違いヘアカラーやパーマをかけるときに薬剤の影響による妨げがないので安心して施術できます。
へスタイルも作りやすいのがメリットと言えるでしょう。
結論:ヘナカラーはやめて、髪や身体に優しいカラートリートメントに変えましょう!!
とはいえ、カラートリートメントと言っても『へマニキュア・カラーバター・白髪染めカラートリーメント』なども同じカテゴリーになるので、自分が求めているカラートリートメントはどれなのか?今一度確認してみましょう!
おすすめの白髪染めカラートリートメント
■ 商品名【ベルタ ヘアカラートリートメント】
■ 色 (全2色)
ソフトブラック・ダークブラウン
■ 内容量200g 【女性・男性兼用】
■ 商品のおすすめポイント
圧倒数の美容成分をたっぷり贅沢配合傷みやパサつきに悩む大人のための美容液カラートリートメント。ナノ化成分配合の独自処方で「染める※」「補給する」「補修する」乾かすだけでサロン帰りのようなふんわりまとまる髪へと導きます。
- トップクラスの美容成分数配合(65種類)
- 3種のナノ化成分が毛髪内部に高浸透、髪にボリューム感とハリコシを与える
- ダブルのカラー因子が、外側と内側の両方からしっかり染毛※、使うたびに深みのある色合い
- 8種の海藻エキスがキューティクルを保護しダメージケア
- 33種の植物由来エキスが潤いエイジング保湿、頭皮環境改善
- 染毛力※と優しさのバランスを考えたph値設計
- 7種の美容オイルが傷んだキューティクルの凹凸に密着し保護、艶に満ちたなめらかな指通り
- 8つの無添加、フローラルな香り
- ※髪表面を着色する
デルタヘアカラートリートメントのデメリット&メリット
デメリット:色が2種類しか提供されていません。でも、色の種類が多いと色の選択に悩んでしまうので2種類のどちらかを選べば良いだけので購入後に失敗することもありません。
メリット:HC染料がキューティクルの中に入り込み内側から染着、塩基性染料がキューティクルの表面に吸着して外側から染着するW染毛アプローチで綺麗に白髪を染め上げます。
ベルタ カラートリートメントの口コミ
» ベルタカラートリートメント公式より引用
※個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
ベルタカラートリートメントの効果的な使い方
初めてベルタ ヘアカラートリートメントをご利用になられるお客様。
ベルタヘアカラートリートメントなら、美容院での定期的な白髪染めも、白髪染めで傷んだ髪を補修するためのトリートメントも必要ありません。「染めながらエイジングケア」ができるので、これ1本で気になる白髪も、パサつきなどの髪の悩みも完結します。
効果的に使用し、しっかり染めながら健康で美しい髪を育てましょう。
まとめ
へナカラーは、髪に艶が出て白髪も染めれるという利点もありますが、ジアミンの入ったへナを使い続けると体内に毒性の物質が蓄積していき、いつか爆発する恐れがあるということを頭の片隅にでも置いといていただきたいと思います。
どうしても、へナカラーをしかしたくないという方には、購入する前に内容成分にジアミンが使われていないかを確認してからにして欲しいと思いますね。
個人的には、お客様の身体の事を考えるとへナカラーは、あまりおすすめできませんけどね。