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ヘアカラーをしたら根元だけが明るくなって逆プリン状態に!何で?

『根元2~3センチ部分が中間や毛先より明るい!?という経験はありませんか?』美容院や市販のヘアカラー(特におしゃれ染め)で染めた後にこれはよくあるケースです。長く伸びてしまった根元部分をおしゃれ染めでリタッチを行う場合にこういうことが起きやすい。その原因について詳しくお話ししたいと思います。

 

『せっかく、カラーして綺麗になったはずなのに根元がピカピカ光ってとてもカッコ悪い・・・。まるで逆プリン・・・。」

結構コレ、経験した人多いんじゃないかな?ヘアカラーって髪に適当に塗っちゃえば全体に綺麗に染まるもんでもないんだよね。

 

根元や中間、毛先とその時の状況によって、部分部分の薬剤の調合を変えてみたり、塗布量を変えないと髪全体が綺麗に染まらないんです。

 

今回は、美容院や市販のヘアカラーで染めた時に根元付近が毛先より明るくなってしまう原因について詳しく説明して行きたいと思います。

 

美容院でおしゃれ染めで染めた後に、根元付近が明るくなってしまう原因

カラーチャート

 

美容院に行って、おしゃれ染めで染めて根元付近が明るくなってしまう原因は、ヘアカラーをしてくれる美容師さんのカラー技術の未熟さによってこういう結果になっていると考えられます。

 

具体的には、

◎根元の塗布したカラー剤の塗布量が多過ぎた。

◎塗布していく順番がおかしい。

◎薬剤の調合ミス。

◎放置時間の設定ミス。

 

 

おしゃれ染めは、塗布量も塗っていく順番や放置する時間によっても、結果が良くも悪くもなります。

 

おしゃれ染めは、しっかりとした技術が求められる施術のひとつになるんです。

 

参考記事

ヘアカラーをする美容師
ヘアカラーが下手な美容師にしてもらったらこうなる!

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市販のヘアカラーで根元付近が明るくなってしまう原因とは?

上記でも、説明しましたがおしゃれ染めは白髪染め違い、塗布量も塗布していく順番も放置する時間によって結果が大きく変わってきます。

 

素人の方が、よく失敗する原因としては、以前に既染部で染めたカラー剤と同じものを使っていないことがあります。

 

前回、購入したものよりトーンが明るいカラー剤で塗布してしまうと毛先の部分より根元付近が明るくなってしまうってことはよくあります。

 

あとは、やはり塗布する順番でしょうね。

 

素人の方ですから、2回に分けてカラー剤を塗布したりはしていないはずです。

 

ワンタッチでしかも、根元付近にカラー剤をベタ塗りなんてことをしてしまうと必ず根元付近だけが明るく染まってしまいますね。

 

白髪染めで染めたら根元が明るくなってしまう原因とは?

原因として、2つ考えられますね。

『一つ目は、薬剤の選定ミスです。』

 

通常、全体染めをする場合は中間毛先と根元の薬剤を2種類作ります。

 

根元はしっかり白髪を染めたいので、5~7(暗め)レベル。

 

対して毛先を7~9(明るめ)レベルするといった感じです。

 

従って、7レベルの薬剤を使用して単品で根元から毛先まで染めた場合、どうしても中間毛先が暗く見えて、根元部分の染まり具合が甘いため明るい感じになってしまいます。

 

白髪の部分は、既染部分に比べて綺麗に染まりにくい、だからあえて初めから中間、毛先より少し暗めのカラー剤で染めれば根元は明るくならないし、仕上がりの方もより自然に根元から毛先まで綺麗に染まるわけです。

 

『2つ目は、放置時間が足りない』

 

通常、ヘアカラーは髪全体に薬剤を塗布した後に、自然で20~30分自然放置します。

 

遠赤外線のマシンを使用する場合はその半分の時間です。

 

この時間より短くても長くてもダメです。

 

しっかり、白髪を染めたい場合は放置時間設定がとても重要になってきます。

 

美容院では、おしゃれ染めでリタッチをする場合の基本的な手順

ヘアカラーする女性

 

基本的に長く伸びてしまったリタッチの部分(4cm以上)ある場合は、2回(ツータッチ)に分けて塗布することが多いです。

(新生毛が2cm~3cm以内ならワンタッチで良い!)

 

それは、なぜか・・・?

根元付近2cmとそれ以外の中間部分ではワンタッチ(1回で塗布)で塗布してしまうと頭皮の体温によって根元の部分だけが明るくなりやすいからです。

 

おしゃれ染めというのは、希望した明るさまで薬剤の作用でブリーチを行います。トーンが上がったところに色味が入っていくイメージなんですよね。

 

先に根元2cmを空けて塗布しないようにします。中間部分からカラー剤を塗布していくって感じ。

 

要するに、染まりの悪い中間から先に染めてしまうってことです。

 

5分~10分程度中間部分のトーンの上がり具合を見ながら、根元にカラー剤の塗布量を少なめに薄く塗布していきます。少し根元が中間より暗くグラデーションをつけていくイメージです。

 

根元を塗布したら、10分か~15分自然放置して色味がカラーチェック。

 

色味がちゃんと入っていれば、既染部(前回染めた部分)と明るさや色が繋がるように根元部分の薬剤を毛先までコームスルーします。

 

5分程度放置すれば、自然に今回染めたリタッチの部分と既染部が自然に馴染みます。

 

参考記事

 

 

まとめ

おしゃれ染めは、実は簡単に見えてとても難しい技術のひとつです。

しっかりとした、ヘアカラーの理論や施術の技術が求められます。

 

おしゃれ染めで綺麗に染めるなら、新生毛2cm~3cmならワンタッチ。

4cm以上ならツータッチで時間差でカラー剤を塗布しましょう。

 

○塗布量も塗布していく順番も放置する時間に気をつけて染めましょう!!

 

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