奨学金の返済ができないがために自己破産した人が『過去5年間で1万5000人を超えてるようです。『知っていましたか?今や大学生の半数が奨学金を受給している現実を?』このように奨学金制度を利用するにあたって自己破産にならないために良い方法はあるのか?
『今、親が子供の大学の学費を全額負担している世帯は、半数以下というのをご存じですか?』
大学は出たけど、多額の借金を背負って社会に出て行く若者が非常に多くなって来ています。
大学に入学するときは奨学金制度を利用すれば非常に助かるけど、その反面、大学を卒業してから返済に苦しむ可能性もあるということ・・・。
奨学金を受給する学生が半数以上になってきている!!自己破産の恐れ!
『過去5年で、奨学金を返済できないために自己破産した人が1万5000人を超えた!!』
20年前は、奨学金を借りる学生は2割程度だったのが、今は半数を超えています。
大学の授業料の高騰が続け、親の年収も増えないため奨学金を借りざるを得なくなっているのです。
奨学金を受給して自己破産に陥ってしまうよくあるケースとは?
奨学金を借りている方のほとんどの場合、大学を卒業して就職できても、なかなか給料は上がりませんから、返済に行き詰まっていきます。
そして、本人が返済不能で自己破産ですると、請求が連帯保証人になっている親のところに行くので、親子ともども自己破産するケースが多いのです。
だからと言って、専門学校、大学、短大などの高等教育機関への進学を諦めるべきではないと思います。
今の日本では、高等教育機関を卒業していないと、自分が希望する仕事に就くことができない可能性があるのは事実ですからね。
大学に進学する前に、もう一度よく考えることが必要!!
とりあえず『大学は、行っておこう~!』なんて思う前に、自分が400万近く借金してまで大学に行き、4年間本当に勉強したいのかどうかをよく考えて人生の選択をして欲しいと思います。
高校卒業して、もっと先のこと考えて手に職をつけたり、国家資格を取ったり、専門的な分野を極める専門学校や就職を選ぶという学生さんも増えてきています。
奨学金自己破産を防ぐための方法!!
○一つめは、『大学の特待生になって、学費の免除を受けること』です。
私立大学には、入試試験で優秀な成績を取ると学費が免除になるところが多くあります。
また、国公立大学の場合、世帯の総所得金額が一定の基準を下回ると、学費が半額になったり、全額免除になります。
免除の基準は、大学ごとに違いますが、イメージとしては、年収300万円世帯だと、半額免除になる感じです。
○二つめは、『給付金の奨学金を得ること』です。
住民税の非課税世帯であれば、日本学生支援機構の給付型奨学金を受けることができるし、大学独自のもの、民間財団のものなど、さまざまな給付型奨学金が存在します。
大学を受験をする前から、しっかり調べて利用できる制度は利用しないと損です。
国は、私たちが得をする情報のほとんどが内緒です。
どのような支援制度があるのかを自分でしっかり調べて賢く利用するべきだと思いますね。
ただ、大学に行っとけば良いだろうと安易に考えないで欲しいと思います。
『貸与型の奨学金』は、あくまでも借金であることに変わりはないので、できるだけ借りる額を小額にしておきだと思います。