2020年に新築住宅にも省エネ基準適合が義務化されるのを知っていますか?この基準に適合しない新築住宅は、家の価値が下がる可能性も出てくる。これから家を購入しようとしている人はもちろん、既に持ち家のある場合はどんなことに気をつければ良いのか?
省エネ基準適合が義務化されると、今住んでいるあなたの家の価値がこれから変わってしまうかも知れない?2020年に義務化されると言われている省エネ基準について詳しく説明していきたいと思います。
住宅の省エネ基準ってどんなもの?
2020年より以下の基準をクリアーしないと新築住宅が建てられないことになるかも?・・・・
1:外皮の断熱性
外壁、床、天井、屋根、窓、ドアなどの断熱性が規定の基準をみてしていること。
2:設備の省エネ性
一次エネルギー消費量が規定の基準以下になること。
注意:空調、冷暖房、換気、照明、給湯、家電調理などの設備のエネルギーは、消費量から差し引くことが可能。
全国を8つに区分し、気象条件に見合ったエネルギー性能を適正に評価。
基準が変わると家の価値が大きく変わる可能性も・・・
2020年に、一般の新築住宅にも省エネ基準適合が義務化されることになりました。
現在の日本では、住宅の耐震性においては、厳しい基準が設けられていますが、省エネ対策については、他国に比べて遅れをとってきました。
中小工務店が手がける一般住宅に限っていうと、省エネ基準を満たしている住宅の割合は2~3割に過ぎないと言われています。
この省エネ基準適合が義務化されると、かなりの住宅が基準を満たしていないことになり、住宅の資産価値が下落する危険性もあります。
家は、一生ものの買い物ですよね?
これから、家を購入したり家を建てようと思っている方は、省エネ基準を満たしているかを厳しくチェックする必要があるということ。
すでに、家を所有している方は、この機会にリフォームを考えてみても良いかと。
日本の住宅で特に問題になっているのが窓。
日本の住宅では、ほとんどの場合、耐久性に優れているアルミサッシです。しかし、その一方樹脂サッシに比べて耐熱性に関しては格段に劣っています。
樹脂サッシに替えて断熱性能をよくすることで、長い目で見れば光熱費を抑えられるし、結露をなどを抑えて住宅自体の劣化を遅らせることができます。
特に結露のでやすい住宅家の場合、窓を替えるだけで体感的にも経済的にもメリットを感じることができるということです。
国の優遇制度を使って家の省エネ化を進めよう!!
日本では、昔から『ものを大切にする』という文化が根付いていますが、本当に大切なのは、古くなった設備ではなく、自分が住む家を大切に使い続けること。
それとエネルギーをムダにしないためにも、新しい設備に投資をするという考え方を受け入れていくことも重要です。
一定の、省エネ改修工事を行った場合に適用されるリフォーム減税や省エネルギー性、耐震性などの条件をクリアした住宅を取得する場合に借り入れ金利を一定期間引き下げる『フラット35S』などの省エネ投資を優遇する制度もあるので、活用すればお得です。
これから省エネ基準適合の義務化と、優遇制度の効果によって、日本でも住宅の省エネ化が一気に進む可能性があるかも。
まとめ
2020年より以下の基準をクリアーしないと新築住宅が建てられないことになる!
◎外壁、床、天井、屋根、窓、ドアなどの断熱性が規定の基準をみてしていること。
◎空調、冷暖房、換気、照明、給湯、家電調理などの設備のエネルギーの省エネ化。
全国を8つに区分されて、気象条件に見合ったエネルギー性能を適正に評価される。
国の優遇制度を使って家の省エネ化を進めよう!!
省エネ改修工事を行った場合に適用されるリフォーム減税や省エネルギー性、耐震性などの条件をクリアした住宅を取得する場合に借り入れ金利を一定期間引き下げる『フラット35』Sなどの省エネ投資を優遇する制度を利用して活用すればお得です。