自分で美容室をオープンして、かれこれ18年。
オープン当初からのお客さまも高齢化が進んできました。
さてこれからの美容業界の未来はどうなっていくのでしょう。
美容業界の今後を考える
長いこと美容師をやっているとうれしかったこと、悲しかったこといろいろありました。
悲しいことにお亡くなりになったお客さまも何名かいらっしゃいます。
18年間もお客さまと接してると、お客さまの家族のことやいろんなプライベートなお話も聞いているので、家族のような感じになるんですよね。
だから、家族の方から”おばあちゃん亡くなったの”なんて聞かされるとめちゃくちゃ凹みます。
美容室の毎月の売り上げのほとんどが顧客全体の2割のお客さまで成り立っているって知ってましたか?
それも年配のお客さまが売り上げを支えてくれているんです。
ヘアカラーにパーマ、カットといずれかのメニューで毎月ご来店いただているからなんですよね。
若い世代のお客さまは2~3ヶ月に1度と来店サイクルが長いでし、まだ小さいお子さんがいらっしゃる主婦の方なんかは自分の時間が無くなかなか美容室へ行けないみたいですしね。
美容室の経営の安定には欠かせない高齢者のお客さまにいつまでも、お店に通っていただきたいのですがお歳をとっていくにつれて足や腰、あとは病気になったりと自分が美容室に行きたくてもなかなか行けなくなってくるんですよね。
そういったお客さまに少しでもお役に立ちたいと思い高齢者や怪我などで自分で美容室に行けない方のために送迎のサービスを始めたんです。
今月はお二人ほどさせていただきましたが本当に喜んでおられました。私自身もなんか充実感がありましたね!
人の役に立つ。
私は若い時にいろんな方に迷惑をかけてきました。
なのでこれから少しでも社会に貢献できる人間になりたいと思っています(笑)
これからの時代、”髪のおしゃれをしたい”美容室といういつもと違った空間でリフレッシュ”したいのに自分の足でなかなか行けないという方が高齢者がどんどん増えていくと思います。
美容室が生き残って行こうと思うなら高齢者向けのサービスを充実させていかなければならない時代になって来たと思います。