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ワセリンのデメリット&メリットは?正しい選び方から使い方も解説!

hanako

ワセリンってどんなもの…。??

ワセリンのデメリットとメリットを知りたい!

ワセリンていろんな種類があるけどどんな基準の選べば良いですか…。??

ワセリンの正しい使い方を教えて!

 

こんな悩みを解決します。

 

naru

この記事を書いている僕は、美容師歴30年。

いつもサロンワークでは、パーマ・カラー・眉毛脱色前に必ずワセリンでお肌を保護してから施術に入ります。

なので、現在まで肌荒れや火傷などのトラブルは一切ありません。

 

本記事を最後まで読むことで、正しいワセリンの選び方や使い方がわかるようになります!

 

そもそもワセリンとは?どんなんもの?

オリジナル画像 サボニーズスーパープロテクト

 

ワセリンとは石油から精製された保湿剤で、肌に薄い膜を作り肌から水分が蒸発するのを防ぐ役目をしてくれます。

naru

でも…ちょっと待って?

石油が原料だと聞くと、肌に良くないんじゃない?

ってなるかも知れませんが天然成分である石油を高純度に精製することで肌に刺激の強い不純物はほとんど取り除かれているため、刺激性が少なく、赤ちゃんから大人まで使いやすいと言われているんです!

 

ワセリンを選びの基準て?

ワセリンは、精製度によって色が異なるのが特徴で、純度の低いものは黄色味、純度が高くなるほど白色になります。

 

白色ワセリンの中でも特に高純度の製品は、不純物の含有率が低いため刺激が弱く、アトピー性皮膚炎の方や、肌がデリケートな赤ちゃんにも使用できると考えられています。

 

ワセリンの純度の高さは下記の順

黄色ワセリン<白色ワセリン<プロぺト<サンホワイト

 

なので、高純度の白色ワセリン以上のものを選びましょう!!

 

ワセリンって副作用はないの?

一般的には、ワセリンの使用による副作用は出にくいとされています。手や口に付着したワセリンが食べ物を介して口に入る程度なら問題はないため、荒れた唇の保湿や、口紅の下地としても安心して使えます。

 

また、ワセリンの使用によるアレルギーの心配もほとんどないといわれています。
ただし、

 

※ 但し、敏感肌、肌の弱い人が純度の低いものを使用すると、かぶれなどのトラブルが生じることがあります。使う前に二の腕の内側に少量を付けパッチテストを行ってから使用すると良いと思います。

 

ワセリンのデメリット

頭を抱える女性

 

1:乾燥肌は改善されない

2:敏感肌の人は肌荒れすることがある

3:ニキビが悪化することがある

4:使用感が悪い(ベタベタする)

 

1:乾燥肌は改善されない

ワセリンはあくまでも、皮膚から水分が失われるのを防ぐタイプの保湿剤です。

 

肌表面に膜を作って水分蒸発を防ぐだけなのでワセリンだけ塗った直後は乾燥が防げても、時間が経つにつれ乾燥していくことも多いです。角質層の水分保持力を取り戻す効果はないので注意しましょう。

 

スキンケアアイテムとして活用するなら、保湿成分(セラミドやヒアルロン酸など)が配合された化粧水を使った後に使用するなど工夫が必要です。

 

2:敏感肌の人は肌荒れすることがある

肌の弱い人やアトピー性皮膚炎の人は要注意! 使用するワセリンの種類によっては刺激やかぶれが起こることがあります。ワセリンを使用する場合は、純度が高い物を使用すると安心です。使用する純度の目安は、最低でも白色ワセリン以上にしましょう。ワセリンの純度の高さは下記の順で、有名な「ヴァセリン」は黄色ワセリンに含まれます。
黄色ワセリン<白色ワセリン<プロぺト<サンホワイト

 

3.ニキビが悪化することがある

ワセリンを塗ると肌表面に脂が増え、毛穴を塞いでしまうことがあります。ニキビは角栓によって毛穴が塞がり、内部に皮脂が溜まることでできるもの。ニキビを治すためには毛穴に溜まった皮脂やアクネ菌を外に出す必要があり、新たなニキビの発生を防ぐためにも毛穴が詰まらないようにしたいもの。ワセリンを塗って毛穴を塞いでしまうと、ニキビが悪化しやすくなるので注意しましょう。

 

4:使用感が悪い(ベタベタする)

ワセリンはスキンケア用に作られたものではないので、ベタベタします。

 

なのでベタつきが気になる人には向いていないかも。。。

 

ワセリンのメリット

ひらめいた表情の女性

 

1:ヘアケアや頭皮やお肌の保護剤に!

2:入浴後や洗顔後の肌の保湿に!

3:唇の保湿に!

4:日焼け後の肌の保湿に!

5:赤ちゃんのスキンケアに!

 

ヘアケアや頭皮やお肌の保護剤に

ワセリンは髪の毛の保湿や保護にも効果があり!

シャンプー後、タオルドライした髪全体にワセリンをもみ込んでからドライヤーで乾かすと、熱風や摩擦によるダメージから髪を守ってくれます。

乾燥しやすい毛先は念入りに塗ると良いですが、髪の毛全体に付け過ぎるとべたべたしてしまうので注意が必要。

 

パーマ・ヘアカラー・眉毛脱色などをする前に、お肌や頭皮の保護クリームとしても有効です。

とくに、肌が弱い人、敏感肌、アレルギーの人にはおすすめです。

 

入浴後や洗顔後の肌の保湿に

ワセリンは刺激性が少ないので体から顔まで全身に使えます!

入浴後や洗顔後など肌が湿ってる状態でワセリンを薄くのばし塗っておけばその潤いを閉じ込めることができます。

化粧水や乳液などで保湿した後、仕上げにワセリンを塗ると、就寝中の肌の乾燥からしっかり守ってくれます。

 

唇の保湿に

唇が乾燥しやすい人は、少量のワセリンを唇に薄く伸ばすように塗ると唇の乾燥を防ぎ、リップクリームの代わりとして使えます。

冬場など、唇が乾燥しやすい時期は塗布後にラップを当ててしばらく置き、パックをするのもオススメです。

 

但し、ワセリン特有の油臭い味がするのが難点。

 

日焼け後の肌の保湿に

日焼けの後は、化粧水で水分補給した後にワセリンで保湿!

日焼けした肌は、水分がどんどん蒸発し乾燥している状態です。化粧水や乳液などで肌に水分を与えた後、ワセリンで肌をバリアして潤いを逃さないようにすれば保湿効果あり!

 

赤ちゃんのスキンケアに

乾燥しやすく、外部からの刺激も受けやすい赤ちゃんの肌にはワセリンでカバー!

毎日のスキンケアとして、入浴後にワセリンを塗ると水分の蒸発を防ぐとともに、衣服などとの摩擦による刺激も抑えることができるでしょう。

※ なお、赤ちゃんには精製度の高い白色ワセリンを使用すること。

 

ワセリンの正しい使い方

ワセリンは常温では固形状のため、手のひらに取って少し温めてから塗ると薄くのばしやすくなります。

 

なので、お肌に塗る前に手の平で少し温めてから塗りましょう!

※ なお、ワセリンに炎症を抑える作用はないので、強いかゆみや痛みなどの症状がある場合は、医療機関を受診するか、薬剤師に相談しましょう。

まとめ

今回は、ワセリンついてご紹介しました。

現在は、安価で品質の良いいろんなスキンケア商品が販売されているので、あくまで非常時の代用品としてお使い頂けたらと思います。

主に、ワセリンを使用するときはヘアカラー・パーマ・眉毛脱色などのお肌の保護剤に非常に優れた効果を発揮します。

なので、敏感肌・もともと肌が弱い人・カラーやパーマなどでいつも炎症を起こしてしまう人はワセリンを必ず塗ってから施術しましょう!

 

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