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白髪染めで明るめを希望したのに仕上がりが暗いのはなぜ?

白髪染めで明るめの色をオーダーしたにもかかわらず、仕上がってみたら暗くなってしまった!全然明るく染まっていないっ!って経験はありませんか?なぜ、暗くなるのか現役美容師が説明します。

 

こんな経験はありませんか?

『明るめで白髪染めをして下さいってオーダーしたのに仕上がってみたらなんか髪全体が暗い!!』

これ。実はよく聞く話です。

 

友達は、同じ白髪染めをしているのに明るく染まっている。なんで?おかしい・・・。

 

というような方に、なぜ?あなたが白髪染めで暗くなってしまったのかを説明したいと思います!

 

暗く染まる原因としていくつか理由があります

1:元々の自毛が黒くて髪が太い

メラニン色素が濃いきて髪が太い方は明るめで染めても白髪の部分だけが明るく染まり易く白髪以外の黒髪の部分は色素が濃いため明るく出ない傾向にあります。

 

対策としては、白髪の部分だけを7レベルの薬剤を塗布して、黒髪の部分はおしゃれ染めの9レベルと白髪染めの9レベルを1:1で調合して染めると黒髪の部分も明るく染めることができます。

 

2:既染部(すでに染まっている部分)が暗く染まっている場合

1度暗く染まっている部分は白髪染めの明るめで染めても根元部分だけが明るく染まり、毛先は暗いままです。逆プリンの状態になります。

 

対策としては、根元部分は白髪染めの明るめで染めて、毛先部分はおしゃれ染めの10レベルから13レベル(この時、根元の色味に毛先も合わせる)で染めて出来るだけ黒く染まった色素をブリーチする必要があります。

 

3:薬剤の選定ミス

白髪をしっかり染めようとするためにどうしても暗めの色を選定してしまい仕上がりが暗くなってしまう。

 

対策としては、根元と毛先の薬剤を変える。根元を白髪が染まるぎりぎりの薬剤で染め、毛先は8レベルか9レベルの薬剤で染める。

 

頭全体の白髪のパーセンテージによって薬剤を選定すること。

白髪が多い人ほど仕上がりが明るく染まり易い。メーカーにもよるが7,5レベルで染めても仕上がりが十分明るく染まる。

 

例 9レベルの薬剤35g+5レベル薬剤30g 2液 6%  自然放置20分~25分

 

元々、髪が細くメラニン色素が薄い方は白髪が多少多くても8レベル、9レベルで十分明るく染まります。

 

4:髪が油症で薬剤が浸透しにくいため染まらない

対策は、ヘアカラーをする前にシャンプーで軽く油分を落とすと薬剤が浸透し易いです。

 

油症の方は白髪が染まりにくいため根元は暗めを入れます。毛先は根元よりレベルほど上げる。

 

例 白髪がフロント部分に固まってある場合、

先に白髪部分に5レベルの薬剤を塗布、塗り終わったらその上から8レベルか9レベルの薬剤を塗布、毛先(既染部)も8か9レベルで染める。

 

自然で20分~25分 放置

 

テクニカルな方法

私の場合は、白髪が多くて染まりにくい方は根元をあえて5~6レベルの薬剤で塗布し毛先は8レベルで塗布。そのかわり10分程度で髪全体を塗布すること。

(時間がかかり過ぎると根元に薬剤が浸透し色が入り過ぎるため短時間で染めること)

 

放置時間は10分~15分

 

なぜ、5レベルで染めるのかというと、あえて暗めに入れておいて5レベルに染まり切るまでにシャンプーすることで根元はしっかり染まり暗くならないからです。

 

しかし、下手すると根元が染まりきるので注意が必要!!

 

この方法は素人の方にはムリかもしれません(笑)

 

勇気がある方は1度やってみて下さい。

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