普段から朝シャンを習慣にしている方は要注意です!!とくに薄毛を気にしている方や育毛をしている方は朝、シャンプーするのはやめておいた方が良いと思います。
今でも、高校生や20代の若い方は、朝にシャンプーするという方が非常に多いと聞きます。
若いときはまだ良いのですが、この習慣を30代、40代になっても続けているとあとで大変なことになるかも・・・?!
なぜ、朝シャンプーするのが髪や頭皮に良くないのか?
薄毛が気なっていて、これから本気で髪を増やしたい!という方。
髪を増やしたいなら、頭皮・心・体に余裕をもたせることが非常に重要なんです。
シャンプー自体は頭皮の緊張を緩めて血のめぐりを良くする目的がありますが、朝にすることが問題なんです!
寝る前にシャンプーすることで、寝ている間に休息のための副交感神経が優位に立ちやすくなり、頭皮の細胞の痛んでいるところや弱っているところに血がめぐることで自己修復をしてくれます。
しかし、朝はすでに体が戦闘モードで交感神経が優位に立っているので、自己修復してくれません。
朝シャンをしている人は”髪を増やしたい・薄毛を減らしたい”と思っていても、うまくケアがいかないのです!!
ここで上に出てきた、『交感神経と副交感神経』
きっと、みなさんは一体なんなの?ってなると思いますので説明しますね!
『交感神経と副交感神経』ってなに?
◆体調や病気、ストレスや免疫のキーマンである自立神経。この自立神経には2種類ある。
健康な人はこの二つの自律神経をシーソーのようにバランスを保っています。
<交感神経>
交感神経は行動や運動の担当で、血管を収縮させたり、血圧や心拍を上昇させ食欲を抑制したりします。
無理をしたり、悩んだりといった『心身のストレス』によって交感神経が優位に立ちます。
この交感神経に大きく傾いた状態が『交感神経の緊張』で、交感神経の緊張が続くと精神的にイライラしやすくなり、肉体的に動悸がしたり、血圧の上昇や食欲の低下などが現われます。
交感神経がさらに長期にわたると、粘膜や組織に障害が起き、体調不良から後々は病気を発症することになります。
病気のほとんどは、この交感神経の緊張が持続するうちに免疫力が下がって起きると考えていいのです。
<副交感神経>
交感神経のの緊張したあとには、必ず『このままではヤバいって!なんとかしなければっ!』という揺り返しの反応も起きるようになっています。
ストレスから体を自分を守ろうとする免疫反応です。
その免疫反応が起きたときに優位に働くのが副交感神経です。
つまり、『副交感神経が優位』になったときに免疫力が正しく働き、病気の予防や治癒に働くと考えていいのです。
しかし、副交感神経が働き過ぎると、『副交感神経の過剰反応』ってことになり、それが原因で起きる病気がアレルギーやうつ病です。
●定年退職したご主人が会社のストレスから開放されて、副交感神経が優位になり、うつ病を発症してしまうというもこれが原因なんですね。
従って、人間、多少のストレスは必要だということです!!(笑)
まとめ
頭皮や髪のためには朝シャンプーするのはあまりおすすめ出来ません。
できれば寝る前に、お風呂でゆったりしながら体の疲れを取って副交感神経を優位に働かせ、シャンプーをして欲しいですね。