ポイント
私たちが普段から使用している携帯電話。
ついつい、支払いを遅れてしまったりしてはいないだろうか・・・?
料金を滞納してしまうと後で痛い目に合うって話です!!
〇 特に10代、20代などの若い方や新社会人にこれをしっかり読んでいただきたいと思う。
つい最近うちのお客さまから聞いた話です。(メンズ30代男性)
その男性客が言うには、3ヶ月前から一暮らしを始めたらしいのですが仕事が急に暇になり、入ってくる給料だけでは生活をしていけないため、
ア○ム、ア○フル、などの金融会社から少しずつお金を借りていたのですが、そのうちにどんどん金額が膨らんでしまって、にっちもさっちも行かない状況になったらしい。
毎月、日々の生活に足りない分を少しずつ借り入れし続け、1年後には借金の総額は130万円になったそう。
ちょうどこの時に携帯電話の料金も何度か滞ったらしい。
これはさすがにヤバイってことになって、ご両親に泣きついて金融会社の借金の方は総額返済はしたらしいですのですが・・・
その男性客の情報によると携帯電話の料金を何回か滞納するだけで将来、自分が家が欲しいと思って購入したくても出来ない恐れがあるってことを聞きました。
家を欲しくても、住宅ローンの審査に通らないらしい。
おまけに家だけではなく、電化製品やその他の買い物の時にローンが組めなくなるって話だ。
『え~・・・?!たかが、携帯電話の料金を何度か滞っただけで~?』
聞いてビックリしましたわ。思わずウソやろ~って言いましたね!(笑)
で、自分なりにいろいろ調べてみたところ、これはどうやら本当のようです!!
携帯電話の支払いが1回や2回滞っても携帯がストップするだろ?って思っていたら大間違いだってこと!
○特に高校生、大学生、新社会人などの多い!!
携帯代の支払い状況は信用情報機関に登録されているんです。
携帯代といっても通信料が問題となるのではなく、携帯端末代金(本体機種代金)のことです。
ガラケーやスマートフォンに機種変更したときに一括で購入する人はそう多くはないと思います。
ほとんどが、2年の分割で払っていますよね?
今や、端末代だけで8万~12,3万円弱するのが当たり前になってきているので通信料とあわせて分割で購入していると思います。
この携帯端末代の支払い状況が信用情報機関に登録されるのです。
ドコモで購入しても、ソフトバンクで購入しても、支払いがちゃんと行われているのかCICに登録されています。
結局のところ、携帯端末をローンで購入しているに過ぎません。
「いや、ちゃんとした料金プランに入ってて、実質0円だから関係ないじゃないの?!!」
と考えている人もいるかもしれませんが、どの料金プランでも端末代分だけ通信の基本料を割り引いてるだけなんです。だから、端末代金は実質0円であって、機種代金は別でローンで購入していることになります。
従って、ドコモやソフトバンク、auへの支払いが滞ると、もれなく『信用情報機関に登録される』という流れです。「携帯が止めれるだけで済むから・・・」と安易に考えない方が良いです。
たかだか携帯代の話なのですが、ローン利用料の延滞に変わりはありませんしブラックリストに登録されたという事実に変わりはありません。
今、あなたが利用しているクレジットカード、キャッシングなどが滞納によるブラックで止められる可能性もありますし、今はカードも何も持っていないという人でもブラック情報は5年間(約5年間と言われています)は消えませんから、いざカードが欲しいと思ったときに、審査に落ち続けるということにもなりかねません。
実際に私も2回ほど支払いが遅れただけで、三井住友のクレジットカードの更新はされませんでした(笑)
大手銀行のクレジットカードは特に厳しいんでしょうね。
ちなみに、2015年12月の段階で携帯電話を分割払いの契約件数は約6,550万件。そのうち3.3%の207万件が3ヶ月以上の携帯の端末料金滞納でブラックになっているとのこと。
こうした形でブラックリストに登録される人が増えてきているので、経済産業省も「携帯電話の分割払いに注意!」とお知らせを流しているくらいです。
知らなかったじゃ済まされません。軽い気持ちで考えていたと後になって悔やんでも仕方がないのですから、携帯電話の利用料金はきちんと支払うようにしておきましょう。
どうしてもお金が無くて支払いのうちどれかを滞納するなら、ガス、電気代、水道代が良いと思います。
●公共料金の支払いが遅れたとしてもブラックリストに載ることはないからです。それに電気を止められたり、ガスが使えなくなるのは2~3ヶ月後になりますから、優先度を多少低くしても大丈夫なのです。