え?カットが髪を傷ませるってホント!?『カットはスタイルチェンジと一緒に、傷んだところも切ってくれんるんじゃないの?』って思っている方多いと思いますがハッキリ言えばカットしても髪はダメージうけます。カットによって髪が傷んでしまう理由についてお話ししましょう!
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皆さん、『美容院にカット行く時ってどんな時ですか?』
恐らく、大体の方は毛先が『傷んできたから髪を切りに行く!』ではないでしょうか?
でも、せっかく傷んだ髪をカットでキレイにしようと思って美容院に行っても『カットをすること自体が傷む原因を作ってるとしたらどうですか?
きっと『え~~~~っ』ってなるでしょうね(笑)
今回は、その理由について詳しくお話をしたいと思います!!
なぜ、カットがダメージにつながるの?
髪を切るときに毛先に断面(切り口)が生まれますよね?
キューティクルに包まれている髪の表面と違って、切った断面はむき出しの状態になります。
ここから髪の間充物質(タンパク質)が流れてしまい、ダメージの原因になってしまうんですよね。
髪の切り口がどんな形か、目で見ることはできませんが、カットの方法でさまざまな断面が生まれます。
現在は、『はさみで切る技法』がほとんどですが、たまにレザー(かみそり)を使用されている美容師さんもいらっしゃいます。
しかし、レザーカットの場合は切り口が斜めになるため、カットした部分の断面の面積がはさみでカットするより増えるためダメージが大きくなるんです。
ネギやニンジンなど野菜を切るときも、斜めに切るのと垂直に切るのでは、切り口の面積が違っているのと同じです。
ボリュームや質感を調整するために毛先をそぐと、どうしても切った断面が広くなりがちです。
”毛先が傷んじゃった、毛先がパサつく”なんてよくいわれるのも、これが原因なんですね!
カットの後でもしっかり髪のメンテナンスをしてあげましょう!!
参考記事
カットした後でもトリートメントはした方が良い?どんなケアが必要?
美容師のハサミがよく切れないと髪はもっと傷む!!
私たちがいつも使っているシザー(ハサミ)。
実は、めちゃくちゃ切れます!
新品の状態であれば、『新品のカミソリレベル』なんです。
刃先に少し指が触れただけで、かなり皮膚の奥まで切れるのでカットの途中で指の皮を落としてしまってことは日常茶飯事です(笑)
まぁ~これも、ベテランになれば指を切る回数も減るんですがね。
実は、私たちがいつも使用しているシザー(はさみ)ですが値段も切れ味、素材もいろいろです。
よく切れて切れ味の良いシザーほど高いです。これ当たり前ですが(笑)
必然的に、良い道具を使っている美容師さんにカットしてもらえばダメージも少なくてすむわけ。
そんなシザー(はさみ)ですが、日々使用していると切れ味が悪くなってきます。
定期的に業者の方にメンテナンスもしてもらないといけないのです。
しかし、美容師さんの中でもメンテナンスをあまりしていない方がいます。
そうなると、切れないシザーでカットするわけですから必然的に髪は傷みます。
従って、あなたを担当してくれる美容師さんが使っている道具しだいで髪の切れ具合も変わってくるのであんまりメンテナンスをしていないシザーを使って髪を切られてしまうと傷んでしまうってことです。
ただでさえ、上記の書いたようにカットをするだけで傷むっていうのに、さらに切れないシザー(はさみ)使って切られてしまうともっとダメージをうけることになりますね。
カットの方法が違うだけでカット後の傷みも変わる!!
最近では、ドライカットをする美容師さんも増えてきました。
でも、ドライカット用とウェットカット用のシザーを使い分けてカットをしているのかも問題です。
髪は、ドライの状態ほどシザーによる損傷を受けやすくなります。
ここでひとつ質問です!あなたはいつも美容院で
『ウェットカット』ですか?
それとも『ドライカット』ですか?
なんでこれを聞くかと言えばこの違いだけでも髪のダメージが大きく左右するからです。
参考までに是非読んでみて下さい!
参考記事
濡れている状態で髪を切るのはなぜ?メリットとデメリットはあるの?
まとめ
以上のように、
カットをすることで毛先に切り口が生まれそこから間充物質(タンパク質)が流れていくため髪は傷みやすくなります。
美容師さんの道具次第でカットによる髪の損傷具合も変わる!
ウェットカットとドライカットのどちらかでカットのダメージは変わる!
カットの後はもちろん、希望のスタイルになった後の毛先はとってもデリケートになっています。
いつも髪を綺麗に保つには、毎日のメンテナンスがとても大切です。トリートメントなどでやさしく丁寧にケアしてあげて下さいね!