とれかけのパーマをカットする場合、パーマを残すカットにするか、パーマのウェーブを残さないカットするかで大きく変わってきます。
実はパーマを残すカットは、ヘアスタイル作っていく上で非常に難しい技術を要求されるんです。
『パーマは、月日が経つにつれてパーマのウェーブやカールはだんだんゆるくなりストレートに近くなっていきます。』
カットをする時、ウェーブやカールがどのくらい残っているのか?どれくらいカットするのかで後のお手入れがしやすくなったり、逆にお手入れがしにくくなったり、毛先が跳ねる、髪が落ち着かないなどといった状態になってしまいます。
とれかけのパーマを残してカットをする場合
根元近くまでパーマがかかっていてウェーブがとれてきている場合は、ヘアースタイルはキープしたまま1cm、2cm切る(カットする)なら対して問題はないかと思いますが、スタイルチェンジを希望する場合は、『ヘアースタイル選び』と『パーマのウェーブをどのくらい残してカットする』か『ウェーブやカールのどの位置で切るか』で、その後のスタイリングにしやすさにかなり影響してくる。
ひとつ間違えると、中途半端にパーマが残っているせいでお客さまがお家に帰ってからのお手入れに支障が出てくる。
『スタイリングがやりにくくなってしまった!毛先がハネる!上手くスタイリングできない!』というような感じになってしまうということです。
とれかけたパーマのカットは、パーマのウェーブの切る(カット)する位置を間違えると髪は落ち着きかなくりやすいし、ウェーブの中途半端の位置でカットしてしまうと髪がハネてしまい落ち着かなくなるケースが多いからです。
とれかけパーマでもメリットはある!!
ボブヘアやロングヘアで毛先を内巻きにしたい場合に、毛先にCカールぐらいのウェーブを残してカットすれば簡単に内巻きスタイルが作れるというところです。
とれかけのパーマを生かしたヘアスタイルをチョイスすれば、わざわざパーマをかけなくてもカットだけで充分ヘアスタイルは作れるのです。
◎パーマ後のカットは、美容師さんの上手、下手がはっきり差が出ます。
”上手な美容師さん”にカットしてもらうとカット後の方がお手入れが凄くやりやすかったします。腕の見せ所ってやつですね(笑)”
とれかけパーマを全部カットでなくしたい、長さをあまり切らずウェーブをすべてとりたい場合の方法
ロングヘアーで毛先だけにパーマがかかっていてウェーブがとれかけている場合に、残っているウェーブをすべてカットでなくしてしまうことは簡単にできます。
しかし、髪の長さがあまりない状態でとれかけのパーマとカットしてしまうと、かなり髪が短くなってしまったり、ヘアスタイルの幅が狭まるといったデメリットになりますね。
とれかけたパーマをとりたいけど、髪の長さはあまり切りたくないって方には、『ストレートパーマ』でパーマのウェーブをすべてとってしまうことをおすすめします。
ストレートパーマでパーマのウェーブやカールさえとってしまえば、髪の長さは自由に選べますからね。
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まとめ
1度、パーマはかけてしまうといくら時間が経っても元通りのストレートヘアにはもどりません。
◎再度、パーマをかけ直すか、パーマのかかっている部分をすべてカットしてなくしてしまうか、ストレートパーマでストレートヘアに戻すか、この3通りになります。
パーマがとれかけて残っていても、上手くスタイルチェンジすれば1回のパーマで2通りのヘアスタイルが楽しむことができます。
いつも、担当してくれている美容師さんに『とれかけたパーマを生かしたヘアスタイルの提案をしてもらうと良いと思います!!