悩み
・ヘアカラーやパーマの繰り返しで髪が傷んでしまった…。
・縮毛矯正のかけ過ぎ、かかり過ぎで髪はボロボロ…。
・デジタルパーマのかけ過ぎでもう髪がパサパサ…。
・できるだけ髪を切らずにひどく傷んだ髪を治したい…。
・傷んだ髪の修復させる自宅ケア方法と髪質改善にかかる期間が知りたい…。
こんな悩みを解決します。
パーマやヘアカラーなどで1度、髪が傷んでしまったら『傷んだ部分を切るしかない』『髪を伸ばして傷んだ部分を全部カットして取り去る』しかないと思っていませんか?
実際に、傷んだ部分を切ってしまうことで簡単に髪を元の状態に戻せます。
しかし、なかにはパーマやヘアカラーなどで髪全体が傷んでしまっている方やできるだけ髪は切りたくないという人もきっといるでしょう。
そこで、本記事では『髪を切らずにひどく傷んでしまった髪をもとの状態に戻したい』という方に向けて
『ひどく傷んでしまった髪を自宅ケアで修復させる方法と髪質改善に必要な期間』についてご紹介します!
(※ ここで記述している方法は、完全に傷んでしまった髪を元の状態まで修復することはできませんが、ある程度までの髪質改善はできるという内容になっているのでご了承ください。)
この記事を書いている僕は、美容師歴30年の超ベテラン美容師です。
主にこのブログでは、髪でお悩みの方に役立つ情報を発信しています!
本記事を最後まで読むことでボロボロ・パサパサに傷んだ髪を蘇らせ『ツヤ、張り、コシのあるつややかな髪』に修復させることができます。
1度ひどく傷んでしまった髪を元に戻せる?
先に結論から言ってしまいますが『1度、パーマやヘアカラー、縮毛矯正、デジタルパーマで損傷をうけた髪は元の状態には戻せません。』
※ とくに熱を加えてパーマをかける縮毛矯正やデジタルパーマの場合はもとの状態に戻すのは厳しいと思ってください。
ただし、ここでご紹介する『自宅ケアで傷んだ髪を修復・髪質改善する方法でしっかり髪を集中的にケアする』ことである程度まで復活させ髪質改善は可能です。
では、1度傷んでしまった髪をどのようにケアしていけばよいのでしょうか?
その前に『パーマ・ヘアカラー・縮毛矯正・デジタルパーマ』で傷んでしまう原因を知っておくことで今後、髪をダメージから守ることができるので知っておこう!
パーマ・ヘアカラー・縮毛矯正・デジタルパーマで髪が傷んでしまう原因
パーマにもいろんな種類パーマがありますが基本的に髪が傷んでしまう原因は同じです。
» パーマで髪が傷むって本当?なぜパーマをかけると髪が傷むのか?
ヘアカラーは、白髪染めやおしゃれ染めの2種類ありますが白髪染めもおしゃれ染めもハイトーンにすればするほどダメージが大きくなります。
縮毛矯正は、施術前の髪の状態をしっかり把握し前処理をしっかりすればダメージを最小限に抑えることができます。
デジタルパーマは、縮毛矯正と同様で熱作用にによってカールを形状記憶させるので髪への負担はかない大きいです。
» デジタルパーマは髪が傷む?デジパで髪が傷んでしまう原因について
では、これから具体的に自宅でどのようにケアをすれば良いのかをご紹介します。
1度、ひどく傷んだ髪を修復させ綺麗にする5つの方法!
これからご紹介する5つの傷んだ『髪の修復方法』は実際に当サロンのお客様にも提案させて頂いています。
この方法をすべて実行することによって『髪質が良くなった・髪に艶・ハリ・コシで出てきた』というお客様が喜びのお声も多数いただいています。
ポイント
1:シャンプーを弱酸性アミノ酸シャンプーを使う
2:シャンプー後は、毎回トリートメントする
3:2,3週間に一度集中トリートメントをする
3:ドライヤーの熱から髪を保護したり乾燥を防ぐスタイリング剤をつけてしっかり乾かす
4:ドライヤーはマイナスイオンドライヤーを使用する
では、ひとつずつ解説していきましょう。
弱酸性のアミノ酸シャンプーを使う
もしも、今現在市販のシャンプーを使っているのならサロンで販売されている弱酸性のアミノ酸系のシャンプーに変えてみましょう。
参考記事
» 【保存版】美容院のシャンプーと市販のシャンプーの決定的な違いとは?
パーマやヘアカラーで髪が傷むのはきっと誰でも知っているかと思いますが、実は僕たちが毎日使っているシャンプーが髪のダメージを進ませてしまう原因でもあります。
シャンプーを変えただけで髪質を改善させることができます。
※ これは、当サロンのお客様でも実証済み。
なので、シャンプーはサロンで販売されている弱酸性のアミノ酸シャンプーに変えましょう!
シャンプー&トリートメントは同じメーカーでセットで使うこと!
理由は、シャンプーの役割りとトリートメントの役割りがあるのでセット使用しないと意味がないから。
傷んだ髪におすすめのシャンプー&トリートメント
シャンプー後は、毎回トリートメントすること
シャンプーをした後は、毎回トリートメントして3分から5分程度すこし放置してから流しましょう。
意外と、リンスやヘアコンディショナーは毎回しているけどトリートメントは週に1回、2回程度という方が実は多いです。
リンスや、ヘアコンディショナーはあくまでも櫛通りをよくするものであって髪の中に作用するものではありません。
ダメージヘアの髪の中は、たんぱく質が流出して空っぽの状態になっています。トリートメントでしっかり必要な栄養分を補充してあげましょう。
3週間に一度集中トリートメントをする
2,3週間一度、ダメージ毛を集中してケアするサロン専用のトリートメントがおすすめです。
なぜなら、自宅用のトリートメントは効果が持続しないからです。
サロン用のトリートメントをすれば3週間から1か月間、髪の艶がよみがえるしっとりツルツルになります。
なので、2,3種間に一度は集中トリートメントをしましょう♪
タオルドライした後にドライヤーの熱から髪を保護したり乾燥を防ぐスタイリング剤をつけてしっかり乾かす
シャンプー後のトリートメントの流出を防ぐためには、タオルドライの後にオイルや保湿クリームなどのスタイリング剤が有効です。
スタイリング剤の目的は、トリートメントの流出を防ぐ役目と髪を乾燥から守るという目的があります。
これを毎日繰り返すことで、髪の中の栄養分がしっかり残るようになり、みちがえるように髪が綺麗になっていきます。
なので、タオルドライの後はトリートメントタイプのヘアクリームかトリートメントタイプのヘアオイルをつけてしっかり乾かしましょう!
ひどく傷んだ髪におすすめの洗い流さないヘアクリーム
【商品名】ミルボンプレジュームミルク1
【使用方法】
タオルドライ後に、適量を髪全体によくなじませてから、髪を乾かします。
乾かし終わったら、さらに適量を毛先中心になじませます。
ひどく傷んだ髪におすすめの洗い流さないヘアオイル
【商品名】ミルボン|エルジューダ グレイスオン セラム
【使用方法】
タオルドライ後に、適量を髪全体によくなじませてます。
そのあとは、髪を乾かして仕上げます。
髪に良いヘアクリームやヘアオイルを使用しても髪の乾かし方が間違えていたら何の意味もないので正しい髪の乾かし方を知っておきましょう♪
おすすめの記事
髪を乾かすときはマイナスイオンドライヤーを使用する(必須)
髪を乾かすときに使用するドライヤーは、必ずマイナスイオンドライヤーを使用してください!
髪にマイナスドライヤーが良い3つ理由
マイナスイオンドライヤーの効果
・ドライヤーの過熱による髪の損傷を防ぐ。
・マイナスイオン効果で適度に水分保持、乾燥を防ぐ。
・静電気を抑え髪同士の摩擦をなくしダメージ軽減。
せっかく、髪に良いシャンプー&トリートメントを使って、髪に良い保湿効果のあるヘアクリームやヘアオイルをつけても乾かしても、肝心のドライヤーがお粗末なものを使っていてはすべてが無駄になってしまいます。
なので、買いを乾かすときは必ず『マイナスイオンドライヤー』を使いましょう♪
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少しお金に余裕がある方は美容院で3週間に1度トリートメントをすると有効
ダメージを受けたばかりの髪は、トリートメントをしてもすぐに外へ流出してしまい髪の中になかなかとどまってくれません。
なので、美容院で3週間に1度のペースでトリートメントして髪の中のたんぱく質の流出を少しでも遅らせましょう。
美容院で施術するトリートメントは、市販で販売されているトリートメントとはぜんぜん違い、1剤でしっかりと髪の内部にまで栄養分(ケラチンタンパク質)が浸透し、2剤でそれを逃がさないように上からコーティングさせます。
だから、手触りしっとり感が2週間~3週間くらいもつのです!!
これを続けていくうちに、少しずつですが髪の中に不足している成分(ケラチンタンパク質)が髪にとどまってくれるようになります。
『なかなか、忙しくて美容院に行けないよ!』という方には自宅でできるサロン用トリートメントがおすすめ。
サロンで実際にトリートメントメニューとしても使用されています。(※ 短期的に集中ケアしたい人向け)
💛 ガチで本格的に傷んだ髪をケアしたい人はこれ!
本格的に傷んだ髪を改善したい方は、ナプラ|ナシード CMCリペアクリーム【aTR)】&ナシードCMCキューティクルベール【bTR】がおすすめです。
【使い方】
1:シャンプーした後に、髪の水分を軽く取りナシード CMCリペアクリーム【aTR)】を中間~毛先のダメージ部分に塗布していきます。キューティクルに沿っても見込んでください。
2:その後、その上からナシードCMCキューティクルベール【bTR】を重ねて塗布する。
3:ラップをして15分自然放置。
💛この集中トリートメントは、ヤバいです。
1度するだけで3週間から1か月ほど髪はツルツルでしっとりが持続します♪
※ ナプラ|ナシードシリーズはサロン専売品で人気商品なのですぐに完売してしまいます、なのでお急ぎの方はお早めに!
傷んだ髪の修復にするために必要な期間
上記の傷んだ髪を改善する3つの方法をすべて実行すれば、早ければ1か月~3か月ほどで髪質改善します。
※ 完全に元の状態までは改善はしません。
大体は、1か月ほど継続することで『髪がもつれにくくなった、髪に艶が出てきた、髪がサラサラになった、髪がしっとりしてきた、まとまりが良くなった』などの効果が表れてくるかと思います。
まとめ
パーマやヘアカラー縮毛矯正、デジタルパーマなどで髪がひどく傷んでしまって『もうもとの髪の状態に戻らない…。』なんてにあきらめていませんか?
1度傷んでしまった髪でも、しっかり自宅で集中的にケアをすれば完全にもとには戻りませんがある程度まで髪は綺麗になります。
なので、しっかり髪をいたわりケアしてあげましょう♪