悩み
・ヘアマニキュアをしたけど失敗した…。早く落としたい。
・ヘアマニキュアの色が気にいらないから色を変えたい…。
・何かの理由で早急にヘアマニキュアを落となければならない。
こんな悩みを解決します。
ヘアマニキュアした髪の色を落とすのは僕たち美容師でも大変な作業です。
でも、早急に黒くなってしまったヘアマニキュアを落としたい、今すぐカラーチェンジしたい(色を変えたい)という方に向けて
ヘアマニキュアの色を落とす方法を5つご紹介します!
自分に合った方法を選んでね♪
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、美容師歴30年。ヘアカラー全般、ヘアマニキュアに関して百戦錬磨の経験があります!
本記事を読むことでヘアマニキュアを早急に落とす方法や一度染まってしまったヘアマニキュアの色を簡単に変える方法を知ることができます。
ってことで、門外不出の僕の『ヘアマニキュアの色を落とすノウハウ』を教えちゃいます。
ヘアマニキュアを落とす5つの方法!
ヘアマニキュアの色を今すぐ落としたい場合には、以下の5つの方法があります。
なので、最後までしっかり読み自分が一番やりやすい方法で悩みを解決してね!
1:ブリーチで髪の表面についたヘアマニキュアの色を落とす。
2:白髪染めでヘアマニキュアの色を落とす。
3:おしゃれ染めでヘアマニキュアの色を落とす。
4:カラーバターでヘアマニキュアの色を落とす。
5:真っ黒にしてヘアマニキュアの色を落とす。
それでは早速、ひとつずつ解説していきましょう。
1:ブリーチでヘアマニキュアの色を落とす!
ブリーチで髪の表面についたヘアマニキュアの色を脱色して消しましょう。
この方法が一番確実に1度染まってしまったへアマニキュアの色を落とせるかと思います。
なぜなら、ブリーチは,脱色するための商材だからです。
ヘアマニキュアで黒く染まり過ぎたカラーチェンジをしたい方におすすめの方法になります。
ただし、どうしても髪に負担をかけてしまうのでご理解の上で行って下さい。
ただし、赤や紫系の色素が濃く入っている場合は、一度のブリーチでは若干色味が残ってしまう場合もあります。
完全に色を抜いてしまいたい方は、1度ブリーチをして様子を見るようにしてください。
1度ブリーチをしてみて、まだ髪に赤みや青みなどが残っている場合は、もう1度ブリーチを繰り返せばきれいにヘアマニキュアの色は脱色できるかと思います。
ブリーチでヘアマニキュアの色を落とすデメリット
ブリーチによる脱色効果で髪がかなり傷んでしまう可能性が大きいことと、髪が金髪になってしまうことです。
ブリーチは、髪の中の間充物質(タンパク質)やメラニン色素を破壊するため髪がダメージを受けやいんですよね。
1度ならまだしも2回、3回とブリーチを繰り返すと確実に髪は死にます。
しかも、その後に白髪染めやおしゃれ染め、ヘアマニキュアをしてもすぐに色落ちしやすくなるというデメリットがあるので注意が必要です。
ブリーチ後に市販のヘアカラーをしたらどのくらい色持ちするのか詳細を書いていますので興味がある方はどうぞ。
もしも、髪が長く髪が多い場合は、自分でするのはやめておいた方が良いかもしれません。脱色ムラになったりうまく脱色できないこともありますからね。
なので、家族の方かお友達などに手伝ってもらいましょう。
ヘアマニキュアの色味のチェンジ(緑→赤など)したい場合は、ブリーチで脱色する方法を選択すると良いでしょう。
2:白髪染めでヘアマニキュアの色を落とす!
白髪染めやおしゃれ染めを使用してヘアマニキュアの色味を消しましょう。
この方法は、マニキュアの色を落とすというよりはヘアカラーで上から染め直すといった方が良いかもしれません。
『補色の関係』を使って、レッド系のマニキュアならグリーン系色のカラー剤を選び、紫系にはイエロー系の色味で染めれば間違いないでしょう。
白髪染めの場合は、濃い茶色の色素がもともと含まれているので、比較的素人の方でも簡単に染めることができます。
白髪染めでヘアマニキュアの色を落とすデメリット
白髪染めを使えば比較的簡単ヘアマニキュアの色を落とすことは可能です。
ただし、カラー剤を選ぶときに明度(トーン)を間違えてしまうと黒くなり過ぎたりする場合もあるので注意が必要です。
白髪がないなら9トーン、白髪があるなら7トーンから8トーンあたりを選んでおけば問題ないでしょう。
3:おしゃれ染めでヘアマニキュアの色を落とす!
できるだけ髪を明るいままヘアマニキュアの色を落としたいという方は、おしゃれ染めでヘアマニキュアの色を消しましょう。
補色の関係を使って、レッド系のマニキュアならグリーン系色のカラー剤を選び、紫系にはイエロー系の色味で染めればよいと思います。
ハイトーンで染める場合は、補色を使用しないとヘアマニキュアの色が毛先などに残ってしまう可能性があるので注意が必要です。
おしゃれ染めでヘアマニキュアの色を落とすデメリット
おしゃれ染めで染める場合、13トーンなどハイトーンのカラー剤を選ぶとどうしてもブリーチ力が強めのため髪にダメージが残ってしまいます。
なので、上限は9トーン~10トーンまでにしておきましょう。
おすすめは、9トーンあたりで十分明るめに染まるかと思います。
ただし、青系などで染めている場合は多少仕上がりが暗い場合があります。
おすすめのおしゃれ染め
4:カラーバターでヘアマニキュアの色を落とす!
髪のダメージもほとんどなく簡単にカラーチェンジしたいならカラーバターがおすすめです。
『カラーバターとは自宅でトリートメント感覚で髪色を簡単に変えられるアイテム』のことです。
カラーバターの成分の90%はトリートメントで構成されているので髪にダメージがある方や髪に潤いが欲しい方におすすめの商材です。
※ カラーバターは、アルカリタイプのヘアカラーのように髪の内部に作用するものではないため脱色効果はありません。
髪の表面に着く【表面付着】のでどちらかというとヘアマニキュアに近いイメージです。
ドンキや通販サイトなど簡単に手に入り、色同士を混ぜることも可能で自分好みの色を作ることができるのも魅力です。
おすすめは、ダークシルバー・ココナッツブラウン・ココアブラウンなど少し暗めの色を選ぶと良いと思います。
おすすめのカラーバター
カラーバターでヘアマニキュアを落とすデメリット
色のチョイスによっては、ヘアマニキュアの色が残ってしまう場合があります。
ほぼトリートメント成分なので色持ちが悪いってこと。
でも、カラーバター専用のシルバーシャンプーやムラサキシャンプーなどを使えばお気に入りの色を長持ちさせることが可能です。
セルフでするなら1番簡単なのは、カラーバターかな♪
トリートメント感覚でできるので迷ったらカラーバターをおすすめします。
5:真っ黒にしてヘアマニキュアの色を落とす!
髪を黒に戻したいなら、白髪染めやヘアマニキュアのブラックでをヘアマニキュア消し去ることができます
白髪染めなら1番暗めで染めれば黒光りするくらい染まるし、ヘアマニキュアのブラックを選べば青光りするくらい黒くすることが可能です。
白髪染めの1番暗い色・ヘアマニキュアのブラックでヘアマニキュアを落とすデメリット
1度、黒く染まってしまうとなかなか明るくはできないことです。
参考までに再度、明るくする場合はブリーチを何度か必要になります。
なので、この方法を選ぶならよく考えてから選びましょう。
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※ その他にパーマ液などのアルカリ剤を使って落とす方法もありますが『色ムラになったり、薄くヘアマニキュアが残ってしまう』という点であまり期待できないので割愛しています。
まとめ
ヘアマニキュアを落とす5つの方法!
1:ブリーチで髪の表面についたヘアマニキュアの色を落とす。
2:白髪染めでヘアマニキュアの色を落とす。
3:おしゃれ染めでヘアマニキュアの色を落とす。
4:カラーバターでヘアマニキュアの色を落とす。
5:真っ黒にしてヘアマニキュアの色を落とす。
この中で、自分の1番やり易い方法を選んでね♪
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