悩み
・ブリーチやハイトーンのおしゃれ染めを何度も繰り返してしている髪に縮毛矯正をしたらどうなる?髪は傷む?
・ブリーチ及びヘアカラーを繰り返した髪に縮毛矯正をする上でのデメリットは?
このような悩みにお答えします。
本記事では、ブリーチを繰り返した髪に縮毛矯正をかけることのデメリットや縮毛矯正をかけてビビり毛にならないように気を付けたいことについて説明したいと思います。
ブリーチやハイトーンをヘアカラーを繰り返した髪の状態はどうなっているのか?
ブリーチもヘアカラーも『アルカリ性』になります。髪に良いのは『弱酸性』
必然的にブリーチもヘアカラーも髪に良くないことをしているということになります。
ブリーチとはブリーチ1剤+過酸化水素水を混合させることによってアルカリの力でキューティクルを開かせ、髪の中のメラニン色素を破壊して脱色してしまうことを言います。
一方、ハイトーンのカラーリングはブリーチよりは脱色する力は弱いが13、14レベルの明るさまで明度を上げてしまうことでほとんどブリーチに近いダメージを受けることになります。
ブリーチやハイトーンのおしゃれ染めなどを繰り返した髪の中では、開きやすくなったキューティクルからどんどんタンパク質の流出していきます。
ブリーチやハイトーンカラーを2回、3回と繰り返すと艶も張りもなくなり、髪は痩せお人形さんのようにパサパサで死んだ状態になります。
髪の中は『タンパク質の流出によって空洞化スカスカ』状態になる。
ブリーチやヘアカラーを繰り返した状態の髪に縮毛矯正をすることのデメリット
ブリーチやカラーなどで髪が弱った状態に縮毛矯正をすると一体どうなるのか?
恐らく、よっぽど毛髪知識があって技術のある美容師にお願いしない限り失敗することになるかと思います。
『髪がボロボロになってトウモロコシのひげのようなる!』
髪全体がビビり毛になってしまう可能性が非常に高いということです。
上記の画像のような感じになります。
このように一度なってしまえば、『まず、修復は不可能です』
ビビった髪の部分をすべてカットで取ってしまう他は方法がないと思って置いてください。
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縮毛矯正によってビビり毛にならない為に必要なこと!
極力、ハイブリーチやハイトーンのおしゃれ染めをしているのなら縮毛矯正はしないことです。
もしも、どうしても矯正をしたいという場合は、専門知識のある美容師さんに施術してもらうことが得策です。
ブリーチした部分は、カットですべて取ってしまって縮毛矯正をすることをお勧めします。
縮毛矯正をする前に必ず美容師さんにいつ頃ブリーチをしましたと伝えよう!
これ、どういうことかというとさらに仮に1年前に、セルフか美容院でブリーチをしたとします。
このまま、1年間放置したとして、1年後には12cmから13cmブリーチをしていない新生毛が生えている状態になります。
その状態で、全体に均等になるようにトーンダウンしてヘアカラーをしました。
見た目には、均等に色が染まっているため、どこの部分からブリーチをした髪なのかわからない状態です。
クーポンなど使って、初めて行く美容室で縮毛矯正をする場合、担当者は、あなたの髪の状態を表面的に見て判断することしかできません。
髪の中がどういう状態になっているのかは、見た目だけではわかりにくいのです。
もしも、1年前にブリーチしたことを告げず矯正を行った場合、一体どうなるのか?
ブリーチをした繰り返し行った部分だけに矯正の1剤が過剰に反応し、上記の画像のようにビビり毛になってしまうってことです。
縮毛矯正は、簡単に見えてとても難しい技術のひとつです。
しっかりとした、毛髪の知識がないと髪を傷ませてしまう結果につながってしまうので、出来るだけ自分の髪の状態をよく理解してくれている美容師さんに担当してもらうことが良いかと思います!!
髪にくせ毛があり縮毛矯正をしている人はブリーチやハイトーンのヘアカラーはしないこと!
ブリーチは、髪にも頭皮にもかなり負担をかけます。
パーマや縮毛矯正をかけたくても、『ちゃんとかからなかったり、さらにダメージ毛になってしまう』『ヘアカラーをしてもすぐに色落ちしてしまう』などの結果になります。
ブリーチは、いろんな意味で後々リスクがあるということをしっかり認識してからするようにしてくださいね。
ちなみに私はブリーチ反対派です(笑)
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≫ブリーチした髪に黒染めやおしゃれ染めしても色落ちするのはなぜ?
ブリーチをした髪に縮毛矯正をかけたいと思ったら、その前に髪のコンディションを少しでも整えておくこと!
ブリーチをしてすぐ縮毛矯正をかけたり絶対してはいけません。
すぐにかけないで、1か月ほど髪を休ませることが大切です。
この間に、髪のコンディションをできるだけ整えることが重要です。
まずは、
ポイント
〇弱酸性のシャンプーを使用してキューティクルを整えること。
〇髪の中から流れだしたタンパク質をトリートメントでシャンプーの度に補うこと。
〇シャンプーの後は、洗い流さないトリートメント中間毛先につけて髪を地肌からしっかり乾かすこと。
まとめ
ブリーチもハイトーンのおしゃれ染めも縮毛矯正とあまり相性はよくありません。
もしもあなたがくせ毛で縮毛矯正をかけたいと思っているならブリーチを繰り返しない方が良いと思います。