美容院で『パーマがかかりにくのでもう少し時間を置きます。』
ヘアカラーなら『染まりにくいのでもう少し置きます。』
って美容師さんから言われたりしたことありませんか?
なぜ、人によって施術時間に差ができるのかを説明します。
美容院でパーマやヘアカラーをする時、施術時間が短い人と長くかかる人がいらっしゃいます。
人によって施術時間が変わるのか不思議に感じている方に今回は、人によってパーマやヘアカラーに施術時間の差がなぜ出てしまうのかについてお話したいと思います!
なぜ、人によってパーマやヘアカラー施術の時間の差がでるのか?
美容院で美容師さんがヘアカラーやパーマの時にパーマチェックやカラーチェックをしていますよね?
”よく、もう少し時間を置きます”って言われたことありませんか?”
こんなこと言われると、お客様の中には少し不安を感じる方もいらっしゃると思います。
”(笑)でも、大丈夫ですよ!”
実はパーマのかかりやヘアカラーの染まる時間には個人差あります、それはキューティクルの枚数の違い、髪の太さの違いがあるからなんです。
キューティクルは普通5~6枚がうろこのように重なっているんですが、枚数の多い場合があります。
すると、ダメージとは関係なくパーマがかかりにくい、ブリーチしにくい、傷みにくいといった違いがあるんです。
冬の重ね着のようにしっかり体を包んでいると、脱ぐのにも時間がかかるというわけですね!
特に髪が太い場合、キューティクルは厚くてしっかりしています。
反対に細い髪の人は、キューティクルのバリア機能が弱く、ダメージを受けやすいタイプです。
歳をとると髪が傷みやすく感じるのは、毛が細くなっていくからでしょうね。
そして、髪の『太い、細い』が『硬い、やわらかい』という感触の違いになるのです。
人の顔が一人ひとり違っているように、髪にもそれぞれの個性があるということですね!
美容師はそういった個性を観察して、技術や薬剤の選び方を変えているのです。
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まとめ
一人ひとり、カラーやパーマの施術時間が変わってくるのは、それはキューティクルの枚数の違い、髪の太さの違いがあるから。
髪が硬くで太い人ほどキューティクルの層が厚くキューティクルのバリア機能が高い、パーマやヘアカラーに時間がかかりやすくなります。
逆に、髪が細くてやわらかい人は、キューティクルの層が薄くキューティクルのバリア機能が弱い、パーマやヘアカラーの時間が短くなるということです。
人間は、顔が違うのと同じで髪質もひとそれぞれってことですね!