『パーマとヘアカラーをしたいけど、どっちから先にしたら良いのかわからない?』って方。
パーマを先にしてもヘアカラーを先にするにしてもメリットとデメリットがあることを知っておいた方が良いですよ!それぞれのメリットとデメリットについて説明したいと思います。
今回は、その辺について詳しくお話をしていきましょう!!
ヘアカラーを先にして後でパーマをかける場合のメリット
◎パーマのウェーブが根元から毛先まで綺麗に均一にかかりやすいです。
例えば、前回染めてから3ヶ月も経っているとします。この時、新生毛が3cm伸びている状態です。
前回のカラーをしている部分(既に染まっている部分)だけにパーマをかけるのでしたら問題はないのですが、
ショートヘアの方やミディアム、ロングの方で根元からしっかりウェーブが欲しい場合は、この状態でパーマをかけると根元がパーマがかかりにくくカラー部分だけがしっかりウェーブがかかります。
◎カラーの後で、トリートメント系のパーマをかけると手触りが良くなる。
トリートメント系のパーマでかければ、トリートメントパーマ特有のしっとり感やツルツルした手触り感の効果が期待できます。
ヘアカラーをして後でパーマをかけた場合のデメリット
◎ヘアカラーの色味が流出しやすい。
カラーで髪が染まるしくみについては以下の記事を参考にして下さい。
参考記事
ちなみに、カラーを先にして1週間ほど期間を空けてパーマをかけるとします。
一週間空ければ、カラーリングの色味はある程度髪に定着はしている状態です。
でも、まだまだ不安定な状態なんですよね。
この状態の髪は、パーマ剤にとても反応しやすいです。
パーマ剤は、キューティクルを開かせる役割があるため、カールをつけていく過程でカラーリングで髪の内部に入った色味を流出させてしまいます。
従って、パーマ剤を塗布した部分は必ずと言っていいほど色落ちしてしまいます。
ロングヘアの方が毛先だけパーマをかけたとき、パーマをかけた部分が色落ちしてその部分だけ黄色く明るくなってしまうのはこれが原因です。
◎白髪染めをされている方は要注意です!!
せっかく綺麗に白髪染めで染めても、パーマをかけることで白髪の部分に入っているカラーの色素が抜けてしまうことがよくあります。
パーマをかけた後でヘアカラーをするメリット
◎お気に入りのカラーの色味を楽しめます。
おしゃれ染めでアッシュやパール、ベージュなどの色味がパーマをかけた後なら綺麗に出せます。
白髪がある方も、パーマの後なら、綺麗に白髪染めで白髪を染めることが出来ます。
縮毛矯正とヘアカラーをする場合でも同じことが言えます。
参考記事
続きを見る縮毛矯正やヘアカラーを両方したい場合、どっちから先にしたらいい?
パーマをかけた後でヘアカラーをするデメリット
◎パーマのウェーブがカラーリングすることでゆるくなりやすい。
どうしても、パーマをかけた後にカラーリングをするとパーマのカールやウェーブがゆるくなってしまいます。
特に、パーマかけてからヘアカラーするまでの期間が短ければ短いほどカールやウェーブはゆるくなってしまいます。
しかし、これは後でカラーをする前提ということを担当美容師さんに伝えておけば、ウェーブを少しきつめにかけてもらうか、
しっかりパーマが定着(3週間~4週間)するのを待ってからならゆるくなったりとれてしまうことはないかと思います。。
◎トリートメント系のパーマをかけた後にカラーをするとトリートメントパーマ特有のしっとり感やツルツルした手触り感が損なわれてしまうことがあります。
パーマのトリートメント効果がカラーリングすることによって無くなってしまうことがあります。
どっちからしてもデメリットがあるのが・・・・悩むところです!
『で?・・・いったいどちらからがすればいいの?・・・』ってなりますよね?(笑)
◎パーマを先にかけてから2週間~3週間空けてヘアカラーをする方が良いと思います!
ヘアカラー(おしゃれ染め、白髪染め)の色落ちや色もちを考えるとやはり先にパーマをかけるというのが私なりの結論です!!”
まとめ
◎パーマとヘアカラー、どちらを先にするか迷ったら先にパーマをかけた方が良い!!
パーマをかけて、3週間から4週間ほどでヘアカラーをすればパーマもとれてしまうこともないしヘアカラーのおしゃれ染めの色味や白髪染めがとれてしまうことはないでしょう!
◎もしも、カラーとパーマを同時にしたいという方は、先にカラーをしてからパーマの薬剤をコスメ系(化粧品扱い)でかければ髪へのダメージも極力抑えて色落ちも多少は防げる。