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ヘアカラーの2剤(オキシ)6%と3%の違いや使い分けの違いは?

 

ヘアカラーを使用するとき、1剤と2剤(オキシOX)を混ぜてするってことは皆さんもご存じだと思いますが、ヘアカラーの2剤には2~3種類あるの知っていますか?

 

6%・3%・2.4%などメーカーによっても異なります。

 

本記事では、ヘアカラーの2剤(オキシ)の6%と3%の違いや、使い分けの違いについて説明したいと思います。

 

ヘアカラーの2剤(オキシ)6%と3%の違いや使い分けの違いは?

一般的にヘアカラー(おしゃれ染めや白髪染め)に使用する際の濃度は6%過酸化水素水カラー1剤と1:1にミックスし使用します。

(注:ブリーチ剤の場合は、薬剤のメーカーにもよりますが2剤の量を1剤の2倍、3倍にします)

 

この場合の過酸化水素水の作用はカラー1剤に含まれるアルカリ成分の影響でブリーチ作用と色素の発色作用の両方を行います。

 

6%(ブリーチ力強い)明るくなる。ダメージを受けやすい>3%(ブリーチ力弱い)暗い、ダメージが少ない。

 

<おしゃれ染めの場合>

おしゃれ染めのリタッチの場合、主に6%が使用することが多く、毛先が2トーン以上褪色(色抜け)がある場合はすでにリフトアップ(ブリーチ)済みなので髪へのダメージも考え2剤(オキシOX)の3%を使用します。

 

ヘアカラーは、

◎どういうしくみで染まるのか?

◎なぜ明るくなったりするのか?

 

を知っておくことも、とても大事なことです!

 

ここでは、ヘアカラーの1剤と2剤を使ってどのように髪が染まるのかを説明しています。

 

<白髪染めの場合>

白髪の割合が80%以上の場合はリフトアップ(ブリーチ)が必要ないため3%の2剤(オキシOX)を使用して染めます。

 

白髪はすでにメラニン色素がない為、ブリーチで明るくする必要がありません。従って髪に負担の少ないオキシ3%を使用します。

 

もしも、今あなたがなかなか白髪が明るく綺麗に染まらないのでしたら以下のリンクに綺麗に明るく染める方法を説明していますので参考にして下さい!

 

 

逆に白髪が少ない場合は、黒髪のリフトアップ(ブリーチ)を優先するため6%を使用します。

 

●ダメージを少なくするには、過酸化水素濃度の違いによる2剤の使い分けが重要です。毛先などの損傷した部位には、低い濃度の2剤が適しています。

 

オキシOX6%と3%を1:1でミックスして4.5%を作ることも出来ます。

 

この辺の2剤(オキシOX)の微妙な調整は美容師さんによって異なります。ヘアカラーのベテランになってくると髪の状態に合わせて微妙な調整が出来るんですよね!!

 

あと、オキシOX-3%を使用した場合は、AC(アルカリキャンセル)効果で1剤のアルカリ成分を中和し、

 

弱アルカリカラーとなります。既染毛やダメージ毛に対して低ダメージ、低ブリーチのカラーリングが可能なんです。

市販のヘアカラーで暗くなってしまったら明るく出来る?

自分で市販のカラー剤で染めて思ったより暗く染まってしまったことはありませんか?

結構、焦りますよね?(笑)

こういう時は、以下の記事を参考にして下さい。

 

過酸化水素濃度と発色の関係

放置時間が20分を超えると、過酸化水素濃度が6%より2.4%の方が、発色が強くなっていきます。

 

過酸化水素濃度が2.0%以上になると、わずかですがブリーチ作用が発生します。

 

色味によっては酸化染料ごとに発色のスピードが違いますので、放置時間の違いにより仕上がりの色味に影響する場合があります。

 

発色の速さの図(ナチュラル系は、放置時間が短いと緑味が強く出ます。

発色の速さ

 

画像引用 http://www.demi.nicca.co.jp

 

●上記を見てわかるように寒色系は発色が早く暖色になると少し発色に時間がかかります!!

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