『縮毛矯正をかけてから次はどれくらいの期間を空けてかけたらいいのか?』
くせが出てきたけど、ダメージも気になるし、髪が傷むのは嫌って方のために髪のダメージのことも考えた上でベストなサイクルを教えちゃいます。
縮毛矯正を1度かけてから、どれくらいの頻度でかければ良いか?
●最低でも3ヶ月~4ヶ月に1度するという頻度(サイクル)で良いかと思います。
3ヶ月もすれば新生毛(新しく伸びてきた髪)が3cmほど伸びますのでかなり根元のボリュームが出てくるころですからね。
すでに、皆さんもご存知だと思いますが、
縮毛矯正は基本的に1度かけた部分は半永久的にストレートのままです。
しかし、くせの度合いにもよりますがおよそ”2か月~3か月くらい”で根元の新生毛部分が”2センチ~3センチ伸びる”ので根元部分の膨らみやくせが気になってくると思います。
(*髪が伸びてきても、髪の長さがあれば髪の重さでくせ毛は気になりにくいが。短いほど髪の重さが軽いため膨らみやすいです。)
だからと言って、頻繁に縮毛矯正をするとアイロンの熱でタンパク変性を起こし、艶やコシも無くなり、お人形さんの髪のように”パサパサ”した感じになってしまいます。
●特にヘアカラーと縮毛矯正を繰り返しているとどんどんダメージ(髪の傷み)が進んでいきますね。
ダメージの原因としては、縮毛矯正のときのアイロンによる180℃の熱処理にあります。
つまり、髪のダメージは、アイロンの熱処理をかけた頻度や回数に比例するということです。
ですから、何度も矯正をかけた部分の髪に縮毛矯正の1剤を塗布するということは、致命傷になりやすいということです。
縮毛矯正でダメージを防ぐにはどうすれば良い?
『縮毛矯正をかける上で気をつけたいこと!』
縮毛矯正をかけたその日はシャンプーはしないこと。
髪が還元(もとの状態に落ち着くまで)するのにおよそ48時間かかると言われています。
ですから、できれば2日ぐらいはシャンプーはしない方が良い!!
基本的には毎回、髪全体に縮毛矯正をかけないことがベター!
3ヶ月~4ヶ月で伸びてきた部分(根元部分)だけ縮毛矯正をかけること。
すでに縮毛矯正かけた部分にはしっかり、前処理をすること。(PPTやCMCケラチン・タンパク質など)
縮毛矯正の1剤の塗布のときに、伸びてきた部分だけに塗布をして、中間・毛先に1剤がつかない様に気をつける。
1剤塗布後のプレーンリンス(お流し)のときに根元部分に塗布した薬剤が、必ず髪の中間や毛先に着いてしまうので手早く、根元の1剤はしっかり流し取ること。
プレーンリンス後のアイロンのとき、もう1度中間・毛先に保護剤(CMC)を塗布、しっかり乾かしてアイロンすること。
(水分が多いままでアイロンを行うと一気に180度の熱が髪に伝わるためダメージに繋がります)
ハイダメージな髪ほどよく乾かし、アイロンの温度を150度にしたりする工夫が必要。
ヘアカラーと縮毛矯正をする場合は、先に矯正をしてから2週間~3週間くらい間隔空けてからしましょう!
髪は長めにして、髪の重さでくせ毛を抑え、頻繁に縮毛矯正をしないこと。
アフターケアで気をつけたいのは、あまり洗浄力強いシャンプーは使用しないこと。
アミノ酸系の弱酸性シャンプーを使うことをおすすめします。(多少ですが、髪の傷みは緩和されるかと思います)
縮毛矯正で毛先がチリチリになってしまった場合どうする?
縮毛矯正を続けていると必ずと言っていいほど、毛先が傷んでしまったり、白く白髪のようになってしまったり、毛先部分がチリチリになってしまったりしやすい。
こういう場合はどうすれば良いのか?以下の記事を参考にして欲しい
参考記事
縮毛矯正後のアフターケアって?
縮毛矯正後、自宅でのヘアケアをしっかりすることでダメージから髪を守り、艶のある綺麗な髪をいつまでもキープすることが出来ます。
●弱酸性のアミノ酸系のシャンプーを使いましょう。
●トリートメントは毎回した方がベター(リンスの代わりにする)
●自然乾燥はしない。タオルドライの後に保湿成分の入ったヘアオイルやヘアクリームトリートメントつけてしっかり乾かすこと。
(9割程度乾かすこと!!)
美容師がおススメする施術メニュー別、美容院に行く頻度(期間)について
白髪がある方は、ヘアマニキュアをどのくらいの頻度ですれば良いか?
美容院でトリートメントはどのくらいの頻度(期間)で行けば良い?
まとめ記事
まとめ
縮毛矯正を1度かけてから、どれくらいの期間(頻度)を空けてすれば良いか?
◎3ヶ月~4ヶ月くらいの頻度で縮毛矯正をかけた方が良い。
縮毛矯正を頻繁にかける方は根元部分だけかけるようにしましょう!!
●デジタルパーマや縮毛矯正はホット系パーマになります。髪に直接、熱処理してパーマがかかるのです。
従って、通常のパーマとは違うということを理解して、しっかり自宅でアフターケアをすることを心がけましょう。